同人誌

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【感想】『明治スチームパンク小説集』アーカイブ騎士団

文学フリマ東京35にて入手。  もちろん部分ツイート名刺も入手しました。 ↑ 魔道士の虎の部分すき 「ボーイズ、ビー」森川真  あらすじ文のつかみ力が強すぎる。「龍二は工部大学校のお雇い外国人ヘンリー・ダイアーと出会い、新型機関銃の提供を見...
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【感想】『言語省』池田笠井闘志

文学フリマ東京35にて入手。  あまり作者の属性に注目しないようにはしているのですが、Webカタログに高校生であることが明記されていたので、ある程度の長さの小説を書ききって発表するにしても、文学フリマに出店するにしても、いずれも高校生でそれ...
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【感想】『つまり人間』山科誠

文学フリマ東京35にて入手。面白かった。  いま見ると上記のWebカタログにあらすじとかの情報が追記されているのですが、先日Webカタログを読むスペースをやったときにはポストアポカリプス小説である旨くらいしか書かれておらず、そのときに、でも...
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【感想】『BABELZINE Vol.2』週末翻訳クラブ・バベルうお 編

翻訳小説を世に送り出す素晴らしい取り組み。以下、良かった作品の感想。中でもG・V・アンダーセン「シュタインゲシェプフ」とセス・フリード「メンデルスゾーン」が特に良かった。 G・V・アンダーセン「シュタインゲシェプフ」(藤川新京訳)  かなり...
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【感想】『Rikka Zine Vol.1 Shipping』 橋本輝幸・編 2/2

続きです。以下は前半へのリンク。 ↑前半  ところで、本書の日本語・紙版の初版は完売したとのことです! おめでとうございます! 電子版もデータは完成したとのことで、各プラットフォームでの手続き後に配信が開始されるとのことです! されたらここ...
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【感想】『Rikka Zine Vol.1 Shipping』 橋本輝幸・編 1/2

あたらしいSFとファンタジーの雑誌、その記念すべき創刊号。公募枠で短編小説を寄稿させていただきました。この記事では読者として感想を書きます。  核心には触れないようにしつつも、ネタバレが含まれる。 Amazon.co.jp: Rikka Z...
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【感想】『ストレンジ・フィクションズ vol.3:ゲーム小説』

BOOTH通販で入手。  充実の一冊です。全部面白い。小説以外のコンテンツも充実しており、特にこの世のメタフィクションゲームを全てプレイしている千葉集氏の「ただひたすらメタフィクションっぽいゲーム(steamで買えるの限定)を4、50本くら...
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【感想】『姪探偵対マダラの音楽隊』 ソルト佐藤

第三十四回文学フリマ東京にて入手。  シリーズもの。まだらの紐ネタ。原題を考慮して紐もバンドも出てくる(?)。あとちょっと赤毛組合。謎を提示した後に混迷度を増やしていく手腕が良いなと思った。毎回まもりがかわいいけど三割くらいこいつのせいな気...
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【感想】『圏外通信2022』反-重力連盟

第三十四回文学フリマ東京にて入手。通販もあるようです。  面白かったです。表紙デザインの蟹反重力装置(?)が良い。  以下の個別の感想にはネタバレが含まれる。 『申候』佐久間真作  粗忽長屋に材をとった短編。そもそも粗忽長屋自体が滑稽話であ...
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【感想】『掌編小説とエッセイのアンソロジー BALM』 オカワダアキナ他

第三十四回文学フリマ東京にて入手。各人が二編(ときどき三編)の掌編小説+一編のエッセイを寄稿するというスタイルの合同誌。紹介文から引用すると、 アンソロジーを読んでいて、この人の作品をもうちょっと読んでみたいなあと思うことがしばしばあります...
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【感想】『フォゲミノ・フォゲミナ あるいは愛すべき嘘吐きのための6つの小品』 たけぞう

第三十四回文学フリマ東京にて入手。  嘘を共通項にまとめた短編集。上記ツイートを引用させていただきましたが、トレーシングペーパーにホワイト印刷のカバーがめちゃくちゃかっこいいです。  各作品で「嘘」が扱われているが、初出がアンソロジーへの寄...
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【感想】『流通小説集』アーカイブ騎士団

第三十四回文学フリマ東京にて入手。2017年発行の既刊で、Kindle版もある。 『エクセルマトリクス』高田敦史  エクセル小説で、VLOOKUPに対する甘酸っぱい感情に溢れた作品。その感情はよくわからないけどエクセルに対する憎めない愛着み...
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【感想】『溺れる魚は霧吹きをかける/感染幻』小島宇良/雨下雫(C1講義室)

第三十四回文学フリマ東京にて入手。通販もあるそうです。 『溺れる魚は霧吹きをかける』は、テラリウムに興味あるなと思っていたら白い毒キノコを貰ってしまい、しかもそれが少女に見えるようになる話。後半のシーンの画が映像的に良くて楽しくなってしまい...
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【感想】『ロング・エスケープ』白樺あじと

第三十四回文学フリマ東京にて入手。第六回文学フリマ京都の新刊。  身分を偽っての逃走中に偶然に殺人事件に出くわしてしまった二人が、自分たちの素性の露呈を防ぐために犯人を特定する、という状況でのミステリ。その事件自体もきっちりと本格なものであ...
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【感想】『貝楼諸島より』『貝楼諸島へ』 犬と街灯

第三十四回文学フリマ東京にて入手。通称・島アンソロジー。2021年5月に始まった、架空の島々「貝楼諸島」を舞台とする小説を集める企画が、最終的に書籍版として完成されたもの。 参加者多数につき『貝楼諸島より』『貝楼諸島へ』の二冊になっています...