01_読感【感想】『カモガワGブックスVol.4 特集:世界文学/奇想短編』カモガワ編集室 編 文学フリマ東京37にて入手。 カモガワGブックスは非常に力の入ったレビュー・書評が載っていて楽しいところ、いかんせん対象の作品を自分がほとんど読んでいないので、既刊は読んでなかったり感想書いてなかったりしたのですが、今回は「カモガワ奇想短...2023.12.1001_読感
01_読感【感想】『王とサーカス』米澤穂信 新聞社を辞めフリーとなった太刀洗万智が、月刊誌の海外旅行特集の取材のために訪れたカトマンズで王族殺害事件に遭遇する。緊張が高まるカトマンズの街で取材を始めた太刀洗だったが、彼女の目の前には新たな死体が。 いや、すごかった。あらすじとか何も...2023.12.0801_読感
01_読感【感想】『勇者は懼れず、推理をしない』ソルト佐藤 文学フリマ東京37にて入手。 叙事詩『ベーオウルフ』のグレンデル討伐譚を下敷きに、本格ミステリに大切なものを削っていくオッカムの剃刀シリーズとして、登場人物が全員脳筋、推理をしない推理小説として書かれた作品。 いや意外と推理してないか!...2023.12.0301_読感
01_読感【感想】『呪術SF小説集』アーカイブ騎士団 文学フリマ東京37で入手。 呪術、いいですよね。むしろ先にやられてしまったなという感すらあるテーマで良い。短編~中編くらいの長さの作品一作ずつと掌編一作ずつが収録されていて、掌編の方も切れ味よかったですが、メインの2本の読み応えがとても良...2023.12.0201_読感
02_進捗2023年11月の進捗 仕事納めたい。 今月の進捗 執筆的な進捗はマジでなかった。気づいたら終わった11月……。 でも文学フリマ東京がありましたね。来てくれた皆様ありがとうございました。既に読んでくださった方が感想をブログに書いてくれていたりXしてくれていたり...2023.12.0102_進捗
01_読感【感想】『人工知能で10億ゲットする完全犯罪マニュアル』竹田人造 首都圏ビッグデータ保安システムが導入され、ビッグデータ解析と武装ドローンが首都圏の治安を守る、あまり遠くない近未来。落ちぶれた人工知能技術者の三ノ瀬は、親の作った借金が原因でヤクザに臓器を売られそうになっていたところをフリーランス犯罪者を名...2023.11.2501_読感
99_雑感2023年後半 買って良かったもの 皆様ブラックフライデーをいかがお過ごしでしょうか。まだ一ヶ月以上あるのに2023年後半を決めてしまっていいのか?という気持ちは私にもありますが、逆にこの記事を書いておくことであと一ヶ月無駄な買い物をしなくなるのではないか、と明らかな欺瞞を自...2023.11.2499_雑感
01_読感【感想】『アンソロジー 非実在神様』秘密結社きつね福 文学フリマ東京37にて入手。架空の神様をテーマにした話。とても面白かった。思ったよりもホラー寄りの話の割合が多かった気がする。 尾八原ジュージ「おまよい様の住む家は」 家に住み着き幸運を与えるが、立ち去られると"反動"がやってくる「おまよ...2023.11.2301_読感
01_読感【感想】『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』チャールズ・ユウ 円城塔 訳 タイムマシンの修理技術者である主人公は修理の仕事をしながらその実、時空の狭間のようなところに引きこもっている。久々に自身のタイムマシンをメンテナンスに出した主人公は、整備が終わったタイムマシンの元に戻る際、タイムマシンから降りてきた自分自身...2023.11.2201_読感
01_読感【感想】『人魚と飛行機に乗る』野堀ゆん 福岡行きの飛行機に乗る主人公は非常口横の席に案内されるが、目の前には人魚が座るという。主人公は福岡までの時間を人魚と向かい合って過ごす。 福岡まで飛行機で行くという日常の(いや言うほど日常ではないかもだが、まあ誰しも想像の範囲内の)中に人...2023.11.2101_読感