笹NOTY2024とは私が2024年に読んだ(≠2024年に発表された)長編小説のベストを決めるもので、この記事でノミネートをして、大晦日に受賞作を決めます。大晦日までの間にすごいのを読んだら追加ノミネートもあり得ると毎年言っていますが、今年に関しては読む予定がないので(Southern Reach原書読み部の活動を優先しているし、無事に仕事が納まったらエルデンリングDLCしかやるつもりがないため)、追加ノミネートはないでしょう。
昨年はこちら。
これまでのアーカイブはこちら。
笹NOTY2024ノミネート
『三体』劉慈欣 大森望、光吉さくら、ワン・チャイ 訳 立原透耶 監修
2024年に!?というのはあるのだが、面白かった。果たして今度の正月には三体IIを読めるのだろうか。
『流』東山彰良
なんだかんだ(?)家族ものが好きなんだと思う。
『幽玄F』佐藤究
この透明感とオブセッション、すごいぞ。
『小説』野﨑まど
これもまたオブセッションであり、小説の、それも読者の話。
『冬期限定ボンボンショコラ事件』米澤穂信
甘い、甘すぎる。
笹SSOTY2024ノミネート作品
笹SSOTY2024では、私が2024年に読んだ(≠2024年に発表された)短編小説のベストを決める。長編との境界線は、適当です。以下、ノミネート作品。
- 「あーちゃんはかあいそうでかあいい」坂崎かおる
- 「喪われた感情のしずく」稲田一声
- 「十五までは神のうち」松樹凛
- 「百合である値打ちもない」斜線堂有紀
- ”Better Living Through Algorithms” by Naomi Kritzer
- 「スピン」入ヶ岳愁
- 「熊と魔法の王国」千葉集
結果発表
私が2024年に読んだ長編小説のベスト、笹NOTY2024は佐藤究『幽玄F』、同短編のベスト笹SSOTY2024は稲田一声「喪われた感情のしずく」となりました。ノミネート作品内で迷いましたが、この両作品はどちらも読了直後に再読しはじめてしまったので、その引力に従って決めました。来年も読んでいきましょう。
https://fedibird.com/@sasaboushi/113745199250982335
その他のよかった2024
ゲーム
アニメ
漫画
楽曲
アイス
作物
月見バーガー
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無事に年を越せるように頑張りましょう。