創元推理文庫

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【感想】『真実の10メートル手前』米澤穂信

真実の10メートル手前 | 米澤 穂信 |本 | 通販 | Amazon  記者の太刀洗万智を主人公とする〈ベルーフ〉シリーズの短篇集。  太刀洗万智が強キャラすぎてこの一冊だとバランスが悪い。太刀洗万智が語り手になっていないことについては...
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【感想】『王とサーカス』米澤穂信

Amazon.co.jp: 王とサーカス 太刀洗万智シリーズ (創元推理文庫) 電子書籍: 米澤 穂信: Kindleストア  新聞社を辞めフリーとなった太刀洗万智が、月刊誌の海外旅行特集の取材のために訪れたカトマンズで王族殺害事件に遭遇す...
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【感想】『茨文字の魔法』パトリシア・A・マキリップ 原島文世訳

茨文字の魔法 (創元推理文庫) | パトリシア・A・マキリップ, 原島文世 |本 | 通販 | Amazon  良いファンタジーを読んでしまった。じわじわと良くなってくるというか、冒頭でガツンと引き込むというより気づいたら先が気になっている...
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【感想】『屍人荘の殺人』今村昌弘

Amazon.co.jp: 屍人荘の殺人 屍人荘の殺人シリーズ (創元推理文庫) 電子書籍: 今村 昌弘: Kindleストア  面白かった。ネタバレが含まれる。  話題作っぽかったので何かの時に積んでいたのが、地層の中から出てきたので読ん...
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【感想】『ずっとお城で暮らしてる』シャーリイ・ジャクスン 市田泉 訳

ずっとお城で暮らしてる (創元推理文庫) | シャーリイ・ジャクスン, 市田 泉 | 英米の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon  こわ~。メリキャット視点での語りに徹底されていることが素晴らしいポイントだと思う。呪術や願望...
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【感想】『折れた竜骨』米澤穂信

Amazon.co.jp: 折れた竜骨 上 (創元推理文庫) : 米澤 穂信: 本  面白すぎ。特殊設定ミステリ(という用語でこのジャンルをまとめたのの初出がこの本のあとがきだとかなんとか)という話を聞いていたが、その言葉で思い浮かべるもの...
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【感想】『巴里マカロンの謎』米澤穂信

小山内さん丸くなりすぎじゃないと思ったけど時系列的にこれが前なのか、ということで、このころは二人は良いコンビだったよねという楽しみに溢れた作品だった。それにしてもかわいい。髪型の描写が尼そぎじゃなくてボブカットになってたのに十一年ぶりの新刊...
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【感想】『犬はどこだ』 米澤穂信

犬を探す話かと思ったら犬を探す話ではなかった。なんか犬と会話できるとか特殊能力に恵まれた主人公なのかと思ったらそんなわけでもなかった。妹に恵まれてるだけだった。妹小説だった。妹はどこだ。  別に米澤穂信に詳しいというわけでは全くないが(だか...
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【感想】『秋期限定栗きんとん事件』 米澤穂信

最高案件ですねー。常々感じていることですが、こういった小説がもっと書かれるべきなのではないでしょうか。今まで読んでなかったくせによく言うな。でも、1巻のタイトルが春期限定いちごタルト事件で、あらすじを読んだら小市民を目指す小鳩君と小佐内さん...
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【感想】『夏期限定トロピカルパフェ事件』 米澤穂信

これはわりと最高案件に近い感じがするので、次巻?完結編?が最高案件になることを祈るばかりであります。主人公が最後死んで欲しい(まだ言う)。今回は絶えず食べてるところとか、最後の方わたしたち痴話喧嘩もできないみたいなこと言ってそれも打算っぽい...
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【感想】『春期限定いちごタルト事件』 米澤穂信

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫) | 米澤 穂信 |本 | 通販 | Amazon  面白かった。まだプロローグというかキャラ紹介だけど。こういう業のある主人公はクライマックスで死にそうというか死んで欲しい(非常に偏った見方)。一...
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【感想】『だれがコマドリを殺したのか?』 Eden Phillpotts 武藤崇恵訳

だれがコマドリを殺したのか? (創元推理文庫) | イーデン・フィルポッツ, 武藤 崇恵 |本 | 通販 | Amazon  どういう経緯でこの本を紹介されたか今となっては記憶がないのだが、何かでおすすめされたか何かで積読にしておき、いまさ...
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【感想】『さよなら妖精』 米澤穂信

いいですねー。いいです。これは。  確かにこれを古典部で架空の国でやると微妙というかちょっとダメだろうと言う気がしますし、更にこれをミステリ的にというか日常の謎的に見れば全然まったくダメな爆死案件だとおもいますが、そういうフィールドでそもそ...