イチオシ

01_読感

【感想】『幽玄F』佐藤究

Amazon.co.jp: 幽玄F : 佐藤 究: 本  主人公の易永透は、空へのオブセッションから戦闘機F-35のパイロットとなるが、超音速の世界で蛇の呪いに遭う。透の少年時代から、自衛隊時代、そしてその後。舞台も日本からタイ、バングラデ...
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【感想】『流』東山彰良

Amazon.co.jp: 流 (講談社文庫) 電子書籍: 東山彰良: Kindleストア  舞台は1975年の台北、主人公は十七歳の青年。祖父は中国本土から内戦で敗れ台湾に渡ってきた、主人公から見ると不死身のような人だった。その祖父が何者...
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【感想】『TOKYO REDUX 下山迷宮』デイヴィッド・ピース 黒原敏行 訳

TOKYO REDUX 下山迷宮 | デイヴィッド・ピース, 黒原 敏行 |本 | 通販 | Amazon  小平事件を題材にした『TOKYO YEAR ZERO』、帝銀事件を題材にした『占領都市 TOKYO YEAR ZERO II』に続...
01_読感

【感想】『三体』劉慈欣 大森望、光吉さくら、ワン・チャイ 訳 立原透耶 監修

三体 | 劉 慈欣, 立原 透耶, 大森 望, 光吉 さくら, ワン チャイ |本 | 通販 | Amazon  三年積んであった。正月しか読めないと思ったので読んだ。とても良かった。  文化大革命に物理学者の父親を奪われた科学者・葉文潔は...
01_読感

『まちカドまぞく』のどこが好きなのか

伊藤いづも『まちカドまぞく』が好きです。とても好きなので、どういう所が好きなのかをきちんと言語化してまとめておくべきではないかと思ったので、まとめておきます。本ブログは『まちカドまぞく』と伊藤いづも先生を応援しています。 宿題を果たす  こ...
01_読感

【感想】『不夜島(ナイトランド)』荻堂顕

Amazon.co.jp: 不夜島(ナイトランド) : 荻堂顕: 本  マジの、本当に、めちゃくちゃ、面白い小説です。絶対に読んでください。読書会がしたいです。  架空の戦後沖縄(というかもっと具体的には前半の舞台は与那国島)を舞台にしたサ...
01_読感

【感想】『王とサーカス』米澤穂信

Amazon.co.jp: 王とサーカス 太刀洗万智シリーズ (創元推理文庫) 電子書籍: 米澤 穂信: Kindleストア  新聞社を辞めフリーとなった太刀洗万智が、月刊誌の海外旅行特集の取材のために訪れたカトマンズで王族殺害事件に遭遇す...
01_読感

【感想】『人工知能で10億ゲットする完全犯罪マニュアル』竹田人造

Amazon.co.jp: 人工知能で10億ゲットする完全犯罪マニュアル (ハヤカワ文庫JA) 電子書籍: 竹田 人造: Kindleストア  首都圏ビッグデータ保安システムが導入され、ビッグデータ解析と武装ドローンが首都圏の治安を守る、あ...
01_読感

【感想】『塩と運命の皇后』ニー・ヴォ 金子ゆき子訳

Amazon.co.jp: 塩と運命の皇后 (集英社文庫) eBook : ニー・ヴォ, 金子ゆき子: 本  主人公を同じくするファンタジー中編二本。「塩と運命の皇后」では、相棒である歴史を記憶する鳥、オールモスト・ブリリアントとともに歴史...
05_ゲーム

【感想】『パラノマサイト FILE 23 本所七不思議』

いや~楽しかった。  複数の信頼できる有識者が推していたので何も考えずに買って(その時点でジャンルとかよくわかってない)プレイしてめちゃ楽しかった。  私を信頼してくれている読者の皆さん! いいからプレイしろ。Steam/Switch/iO...
01_読感

【感想】『いずれすべては海の中に』サラ・ピンスカー 市田泉 訳

Amazon.co.jp: いずれすべては海の中に (竹書房文庫) eBook : サラ・ピンスカー, 市田泉: Kindleストア  表紙めちゃくちゃいいですよね。電子版がある本はだいたい電子で読んでるけどこれは紙の本で手にしてよかったな...
05_ゲーム

【感想】『OMORI』

↑一応貼ったけど自分はこのトレイラーはプレイする前に見なかったし、見なくて良かったと思う  まず、あまりネタバレがない程度に全体的な感想を書く。 最高の神ゲー。2023年しょっぱなからもう今年プレイしたゲームで一番良かったの枠これで埋まって...
01_読感

【感想】『ループ・オブ・ザ・コード』荻堂顕

Amazon.co.jp: ループ・オブ・ザ・コード : 荻堂 顕: 本  帯文にしつこく二回も書いてあるしインタビューでも明言されているので書くけど、『虐殺器官』フォロワー。設定にしても文体にしても、もろ『虐殺器官』、というか伊藤計劃であ...
01_読感

【感想】『折れた竜骨』米澤穂信

Amazon.co.jp: 折れた竜骨 上 (創元推理文庫) : 米澤 穂信: 本  面白すぎ。特殊設定ミステリ(という用語でこのジャンルをまとめたのの初出がこの本のあとがきだとかなんとか)という話を聞いていたが、その言葉で思い浮かべるもの...
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【感想】『虚構推理 逆襲と敗北の日』城平京

Amazon.co.jp: 虚構推理 逆襲と敗北の日 (講談社タイガ) 電子書籍: 城平京, 片瀬茶柴: Kindleストア  そういうのが欲しかったんだよ~~というところに届く。  タイトルからして敗北しますというのが全面に打ち出されてい...