01_読感【感想】『折れた竜骨』米澤穂信 面白すぎ。特殊設定ミステリ(という用語でこのジャンルをまとめたのの初出がこの本のあとがきだとかなんとか)という話を聞いていたが、その言葉で思い浮かべるものよりもよりファンタジーの色合いが強く、剣と魔法の世界でミステリをやるのかなり楽しい...2023.01.0401_読感
01_読感【感想】『巴里マカロンの謎』米澤穂信 小山内さん丸くなりすぎじゃないと思ったけど時系列的にこれが前なのか、ということで、このころは二人は良いコンビだったよねという楽しみに溢れた作品だった。それにしてもかわいい。髪型の描写が尼そぎじゃなくてボブカットになってたのに十一年ぶりの新...2022.12.1101_読感
01_読感【感想】『満願』 米澤穂信 このいやな感じが最高すぎる。なんかいやな感じするよなーああーーーっていう伏線回収の仕方。どの作品も完成度が高すぎてむしろ引きながら読んでたけど、特に好きだったのは「万灯」と「満願」。「万灯」は商社マンやバングラデシュの諸々のディテールの掘...2022.08.1601_読感
01_読感【感想】『インシテミル』 米澤穂信 タイトルを明示的に回収してくれ!!!!! ネタバレ注意。 なぜミステリにはミステリオタクが出てくるのかという話を突き詰めていったみたいな話で、まあこういう世の中になってくるとミステリオタクが出てこないとどうしようもないのかもしれないと思え...2020.06.1201_読感
01_読感【感想】『いまさら翼といわれても』 米澤穂信 良かったから2秒以内に次を刊行してくれ。ミステリとしては弱い作品が結構あると思います。『箱の中の欠落』なんかはダメじゃないかなと思った。動機のとこ、ハウダニットだからいいんですと言い切れない無理さがないか? まあでもキャラ小説だか...2019.07.1201_読感
01_読感【感想】『犬はどこだ』 米澤穂信 犬を探す話かと思ったら犬を探す話ではなかった。なんか犬と会話できるとか特殊能力に恵まれた主人公なのかと思ったらそんなわけでもなかった。妹に恵まれてるだけだった。妹小説だった。妹はどこだ。 別に米澤穂信に詳しいというわけでは全くないが(だか...2018.09.3001_読感
01_読感【感想】『秋期限定栗きんとん事件』 米澤穂信 最高案件ですねー。常々感じていることですが、こういった小説がもっと書かれるべきなのではないでしょうか。今まで読んでなかったくせによく言うな。でも、1巻のタイトルが春期限定いちごタルト事件で、あらすじを読んだら小市民を目指す小鳩君と小佐内さ...2016.07.1901_読感
01_読感【感想】『夏期限定トロピカルパフェ事件』 米澤穂信 これはわりと最高案件に近い感じがするので、次巻?完結編?が最高案件になることを祈るばかりであります。主人公が最後死んで欲しい(まだ言う)。今回は絶えず食べてるところとか、最後の方わたしたち痴話喧嘩もできないみたいなこと言ってそれも打算っぽ...2016.07.1801_読感
01_読感【感想】『春期限定いちごタルト事件』 米澤穂信 面白かった。まだプロローグというかキャラ紹介だけど。こういう業のある主人公はクライマックスで死にそうというか死んで欲しい(非常に偏った見方)。一方で業のあるヒロインは勝利して欲しい。業が深いのはどっちだ。いちごだらけなの。今年も、絶対買う...2016.07.1701_読感
01_読感【感想】『さよなら妖精』 米澤穂信 いいですねー。いいです。これは。 確かにこれを古典部で架空の国でやると微妙というかちょっとダメだろうと言う気がしますし、更にこれをミステリ的にというか日常の謎的に見れば全然まったくダメな爆死案件だとおもいますが、そういうフィールドでそもそ...2016.07.1001_読感