01_読感 【感想】『水平思考小説アンソロジー『ビストロ・ラテラル』』Bamboo Storage 文学フリマ東京35の新刊で、作品を寄稿させていただいたアンソロジーです。オリジナルの水平思考クイズと、それをモチーフとした小説を集めた企画。この企画アイデアも良いし、その設定に対して多様な答えが持ち寄られたかなり面白い大ボリュームの一冊にな... 2022.12.03 01_読感
01_読感 【感想】『明治スチームパンク小説集』アーカイブ騎士団 文学フリマ東京35にて入手。 もちろん部分ツイート名刺も入手しました。↑ 魔道士の虎の部分すき「ボーイズ、ビー」森川真 あらすじ文のつかみ力が強すぎる。「龍二は工部大学校のお雇い外国人ヘンリー・ダイアーと出会い、新型機関銃の提供を見返りとし... 2022.11.27 01_読感
01_読感 【感想】『言語省』池田笠井闘志 文学フリマ東京35にて入手。 あまり作者の属性に注目しないようにはしているのですが、Webカタログに高校生であることが明記されていたので、ある程度の長さの小説を書ききって発表するにしても、文学フリマに出店するにしても、いずれも高校生でそれが... 2022.11.26 01_読感
01_読感 【感想】『つまり人間』山科誠 文学フリマ東京35にて入手。面白かった。 いま見ると上記のWebカタログにあらすじとかの情報が追記されているのですが、先日Webカタログを読むスペースをやったときにはポストアポカリプス小説である旨くらいしか書かれておらず、そのときに、でもこ... 2022.11.24 01_読感
01_読感 【感想】『BABELZINE Vol.2』週末翻訳クラブ・バベルうお 編 翻訳小説を世に送り出す素晴らしい取り組み。以下、良かった作品の感想。中でもG・V・アンダーセン「シュタインゲシェプフ」とセス・フリード「メンデルスゾーン」が特に良かった。G・V・アンダーセン「シュタインゲシェプフ」(藤川新京訳) かなり好き... 2022.11.23 01_読感
01_読感 【感想】『目に見えないほどちいさくて命を奪うほどのさよなら』石井僚一 Amazon.co.jp: 目に見えないほどちいさくて命を奪うほどのさよなら eBook : 石井僚一: Kindleストア 積んであったのを最近読んだ。自分がふだん短歌(というか歌集)を読まないのでそう感じるのか、それとも特に本書の作風な... 2022.11.21 01_読感
01_読感 文学フリマ東京35の既刊の感想記事 この記事は全手動で作成されており、IT革命です。 対象は私が見た時点でWebカタログにアイテム登録されていたものだけです。一つのブースで複数冊ある場合は最新の一冊のみとしました。宣伝 こちらもよろしくお願いします。F-13 弋 『星を見上げ... 2022.11.17 01_読感
01_読感 SF好きなら「(実在しない)切り抜きチャンネル」はチェックしろ この記事を書いた理由 昨日、文学フリマ東京35のWebカタログをチェックするスペース配信を行いました。 その中で、今回文フリ東京に出店予定の「(実在しない)切り抜きチャンネル」についてコメントしたところ、私と共にスピーカーになってくださった... 2022.11.14 01_読感
01_読感 【感想】”Rabbit Test” by Samantha Mills Must Readであるとする感想を目にして読んだ。すごい。確かに、アメリカにおいて、いまこのタイミングでまちがいなくMust Readなのだと思う。本作は今月1日にUncanny Magazine Issue Forty-Nineで発売さ... 2022.11.08 01_読感
01_読感 【感想】”Just Enough Rain” by P H Lee とても面白かったです。 母親の葬式に神が参列していて(母と神は仲が良かった)、主人公が話しかけると神は主人公さえよければ母を蘇らせようと思うと言って、実際に母親が生き返る。その生き返った母親に、生きてるうちに孫が見たかったといわれ(生きてる... 2022.11.06 01_読感
01_読感 【感想】『空白の天気図』柳田邦男 昭和20年9月17日に西日本を襲った枕崎台風が、原爆により壊滅状態となった直後であった広島にいかに大きな被害をもたらしたかについて、広島気象台台員を中心に描いたノンフィクション。 先日、江波山気象館(旧広島地方気象台)を訪れた際に館内で紹介... 2022.11.03 01_読感
01_読感 【感想】”Coding Van Gogh” by Elaine Gao Elysiumという、詳細はよくわからないけれどすごいアルゴリズム(これは私の読解力の問題と、作中で細かく説明されていないという、両方です)から過去の歴史の中に失われた絵画たちを取り出し保存することを生業にしている主人公が、しかし芸術にのめ... 2022.10.20 01_読感
01_読感 【感想】『虚構推理短編集 岩永琴子の純真』 城平京 やはりこの、カギカッコ付きの「真相」解釈を提示することで人や世界を(善く)変えられる、っていうコンセプトがすごく好きなんですよね。今回も良かった。メインの雪女二本も人と妖怪の関わりの話なので好きだし、「的を得ないで的を射よう」のコンパクトな... 2022.10.15 01_読感
01_読感 【感想】『くじ』 シャーリイ・ジャクスン 深町眞理子 訳 くじ (ハヤカワ・ミステリ文庫) | シャーリイ・ジャクスン, 深町 眞理子 |本 | 通販 | Amazon 悪意というか、なんというか、「うわあ」という読み味の作品群。表題作の「くじ」は有名なので話には聞いており、実際読むと確かにすごい... 2022.10.15 01_読感
01_読感 【感想】『稲生物怪録』 東雅夫 編 稲生物怪録と総称される一連の作品のうち、「稲生物怪録絵巻」(堀田家本)、「三次実録物語」(京極夏彦訳)、柏正甫「稲生物怪録」(東雅夫訳)を収録した本。特に京極夏彦訳は読みやすくて雰囲気も出ており良い。しかし平太郎が強すぎる。どんなにヤバい怪... 2022.10.11 01_読感