01_読感

【感想】『貝楼諸島より』『貝楼諸島へ』 犬と街灯

第三十四回文学フリマ東京にて入手。通称・島アンソロジー。2021年5月に始まった、架空の島々「貝楼諸島」を舞台とする小説を集める企画が、最終的に書籍版として完成されたもの。 参加者多数につき『貝楼諸島より』『貝楼諸島へ』の二冊になっています...
01_読感

【感想】『十角館の殺人』 綾辻行人

取り忘れていた必修単位みたいな……。 必修単位すぎるのでなんか叙述トリックみたいなやつあるんでしょというインプットはあったけどそれ以上の記憶が曖昧すぎたのでちょうど良く楽しめた。なるほど~。
02_進捗

2022年6月の進捗

※この記事はfanboxからの移設です 別途個別の記事をこのあと出しますが、fanboxでの進捗報告は今回で最後です。読んでくださっている方、いつもありがとうございます。6月の進捗『幽世香を聞け』 本文を書き進めている状態になってきました。...
01_読感

【感想】『新しい世界を生きるための14のSF』 伴名練・編

Amazon.co.jp: 新しい世界を生きるための14のSF (ハヤカワ文庫JA) 電子書籍: 伴名 練: Kindleストア 皆さんは加速しましたか?『二〇二二年五月時点で、まだSFの単著を刊行していない』作家限定(例外もある)で、過去...
01_読感

【感想】『清少納言を求めて、フィンランドから京都へ』ミア・カンキマキ 末延弘子 訳

Amazon.co.jp: 清少納言を求めて、フィンランドから京都へ : ミア・カンキマキ, 末延 弘子: 本 清少納言に憧れ、京都に旅立つフィンランド人女性の長編エッセイ。 あまりエッセイを手に取って読むということがないのですが、この本に...
03_作品

エルデンリングの正ヒロイン・ラニ様の魅力と『束の間の月光』について

エルデンリングのせいで新刊できませんでしたSS本に掲載したSS『束の間の月光』の背景となった、ラニ様考察です。 エルデンリングのネタバレを含みます。
01_読感

【感想】『AI法廷のハッカー弁護士』 竹田人造

AI法廷のハッカー弁護士 | 竹田人造, shirakaba |本 | 通販 | Amazon 有識者正しいんだよな~。 裁判官がAI化されてその穴を突いて無罪をもぎ取るハッカー弁護士の話。という設定で舞台がきっちり整っており、キャラが立っ...
01_読感

【感想】『アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー』

Amazon.co.jp: アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー (ハヤカワ文庫JA) 電子書籍: SFマガジン編集部: Kindleストア『キミノスケープ』宮澤伊織好き。雰囲気が静かで綺麗。良い感じなのでもう少し先まで行って欲しいと...
02_進捗

2022年5月の進捗

※この記事はfanboxからの移設ですはじめに こちらのコメントをしたのちに、pixiv社よりプレスリリースが出ていますが、その内容を読んでも不誠実だと感じ、少なくとも自分が提供側になる立場としては同社のサービスを使いたくないなという気持ち...
03_作品

群れSF『無花果の断面』Kindle版配信中

配信されています。 ちなみに、まだ物理本の在庫もあり、明日の文学フリマ東京で入手できます。Kindle版で読んでも良いし、紙の本で読んでも良いし、両方入手しても良い。 収録作品に関する私のコメントはここ:ねじれ双角錐群『無花果の断面』 11...
01_読感

【感想】『息吹』 テッド・チャン 大森望 訳

息吹 (ハヤカワ文庫SF) | テッド チャン, 大森 望 | 英米の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon まだ読んでなかった枠。どの作品も、アイデアと問題意識のレベルがすごく高いと思った。特に、「ソフトウェア・オブジェクト...
99_雑感

#文学フリマ東京 の気になる一覧

わたしが気になっているサークルを紹介します。いまWebカタログを高速で眺めた結果です。見逃しもあると思うからまだ増えるでしょう。っていうか見逃してると思うごめんなさい。全部回れるのかわからないけどとりあえず気になるのはタダだ。ア-19 よる...
02_進捗

5/29 #文学フリマ東京 出ます

出ます!!! スペースはカ-38です。Webカタログはこちら! 上記お品書きの通りですが、大変申し訳ございません、新刊はありません。代わりに、エルデンリングのせいで新刊できませんでしたSS本『その新刊は無い、おぉその新刊は無い、だからこそそ...
01_読感

【感想】『ブルー・エコー 総集編1』 葵あお

第三十三回文学フリマ東京にて入手。その前年に読んだ『月鯨の夜』が面白かったので。 ライトノベル調のSFというかファンタジーというかの連作短編。総集編ということで490ページの分厚さながら(なかなかの圧がある)、読みやすく、内容にも引き込まれ...
01_読感

【感想】『うつくしい繭』 櫻木みわ

これ系の経緯で読んだ。 アジアをフィーチャーした四本の短編で、それぞれ舞台が東ティモール、ラオス、南インド、南西諸島。東ティモール舞台の『苦い花と甘い花』が良かった。結末の重さやどうしようもない悲しさから、そこまで積み重ねられた描写や説明が...