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2023年12月の進捗&2023年の進捗

俺は師走しか走らない。今月の進捗 仕事納めてから考えようと思っていた結果、仕事は納まったが、ここからが本番となります。今年の進捗 今年は生活が忙しかったから進捗は少なめでした。しかし何もなかったわけではない。創作では、短編小説を二作書いた。...
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【感想】『川 川 川 巨大健造 川小説トリロジー』巨大健造

闇ルートで入手。川で繋がる三編の短編小説。「乗らない電車」は、川に住まう人魚と、有史以前から運行する列車が街にやってくることを予感する者たちの話。それぞれのいいところをもつ者たちのコミカルな動きが楽しい(目がいいから避けられるの好き)。川に...
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【感想】『無人の街と群衆の人』阪井マチ

文学フリマ東京37にて入手。怪奇小説三編を収録。「無人の街と群衆の人」は、感染症が広がり人通りが途絶えた街が舞台で、主人公が病室の窓から街を見ていると、なぜかずっと歩き続けている老人に気づく。変な話で、最後までどこへ行くのかわからなくて面白...
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【感想】『よだつ』ねじれ双角錐群

参加したアンソロジー。告知記事のときに若干コメントはしたけど、ちゃんと感想を書いておくことにします。上記ページで熱烈通販中!!!!!!!!!! 核心的なネタバレは避けるものの、ある程度のネタバレがあります。「えいべさん オーディオコメンタリ...
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【感想】『少女椅子 怪奇幻想アンソロジー』眞崎十一 編

文学フリマ東京37にて入手。少女と椅子を題材とした広義の怪奇幻想、ミステリ、エログロナンセンスなどの短編を集めたアンソロジー。テーマに相応しく怪しい話ばかりで面白かった。表紙の存在感がすごい。また、収録作を枠物語的に扱う幕間の演出も面白い(...
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【感想】『虚構推理短編集 岩永琴子の密室』城平京

Amazon.co.jp: 虚構推理短編集 岩永琴子の密室 (講談社タイガ) 電子書籍: 城平京, 片瀬茶柴: Kindleストア 密室系短篇集。理屈さえ通れば良い無茶な理屈を物語構造上必然にしているのがいつもながらよい。 殺人を自殺に見せ...
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【感想】『中国語の密室における三体問題』ソルト佐藤

文学フリマ東京37にて入手。文学フリマ東京36の新刊。 主人公は奇妙なハウスキーパーの仕事を得る。毎日屋敷を訪れ、その家の引きこもりの息子がいるという部屋と扉ごしにメモでやりとりをして食事を作ったり掃除をしたりする。 変則的な密室モノに中国...
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笹NOTY2023ノミネート作品およびその他の2023

年末だ……。 笹NOTY2023とは私が2023年に読んだ(≠2023年に発表された)長編小説のベストを決めるもので、この記事でノミネートをして、大晦日に受賞作を決めます。大晦日までの間にすごいのを読んだら追加ノミネートもあり得ます(いまま...
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【感想】『不夜島(ナイトランド)』荻堂顕

Amazon.co.jp: 不夜島(ナイトランド) : 荻堂顕: 本 マジの、本当に、めちゃくちゃ、面白い小説です。絶対に読んでください。読書会がしたいです。 架空の戦後沖縄(というかもっと具体的には前半の舞台は与那国島)を舞台にしたサイバ...
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【感想】『真実の10メートル手前』米澤穂信

真実の10メートル手前 | 米澤 穂信 |本 | 通販 | Amazon 記者の太刀洗万智を主人公とする〈ベルーフ〉シリーズの短篇集。 太刀洗万智が強キャラすぎてこの一冊だとバランスが悪い。太刀洗万智が語り手になっていないことについてはあと...
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【感想】『カモガワGブックスVol.4 特集:世界文学/奇想短編』カモガワ編集室 編

文学フリマ東京37にて入手。 カモガワGブックスは非常に力の入ったレビュー・書評が載っていて楽しいところ、いかんせん対象の作品を自分がほとんど読んでいないので、既刊は読んでなかったり感想書いてなかったりしたのですが、今回は「カモガワ奇想短編...
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【感想】『王とサーカス』米澤穂信

Amazon.co.jp: 王とサーカス 太刀洗万智シリーズ (創元推理文庫) 電子書籍: 米澤 穂信: Kindleストア 新聞社を辞めフリーとなった太刀洗万智が、月刊誌の海外旅行特集の取材のために訪れたカトマンズで王族殺害事件に遭遇する...
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【感想】『勇者は懼れず、推理をしない』ソルト佐藤

文学フリマ東京37にて入手。 叙事詩『ベーオウルフ』のグレンデル討伐譚を下敷きに、本格ミステリに大切なものを削っていくオッカムの剃刀シリーズとして、登場人物が全員脳筋、推理をしない推理小説として書かれた作品。 いや意外と推理してないか!?と...
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【感想】『呪術SF小説集』アーカイブ騎士団

文学フリマ東京37で入手。 呪術、いいですよね。むしろ先にやられてしまったなという感すらあるテーマで良い。短編~中編くらいの長さの作品一作ずつと掌編一作ずつが収録されていて、掌編の方も切れ味よかったですが、メインの2本の読み応えがとても良か...
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2023年11月の進捗

仕事納めたい。今月の進捗 執筆的な進捗はマジでなかった。気づいたら終わった11月……。 でも文学フリマ東京がありましたね。来てくれた皆様ありがとうございました。既に読んでくださった方が感想をブログに書いてくれていたりXしてくれていたりトゥー...