01_読感

【感想】『夜を掬う 〜クロスデルタ旅行記〜』燐果

#文学フリマ東京新刊『夜を掬う 〜クロスデルタ旅行記』アンドロイドによるポストアポカリプス世界の旅行記。綴込表紙によるファイル形式で、今回は表紙と本紙30ページ程度を頒布。以降のイベントや通販で、追加本紙を頒布し、購入者に綴じていただく計画...
01_読感

【感想】『透明ランナー』ファン・モガ 廣岡孝弥 訳

良い韓日小説だった。すごく良い話で、ひたすら明るいとかハッピーとかとは少し違うけれど、なんだかあたたまる話だと思った。韓国(を含む外国)の人が日本人より日本のアニメを知っていたりする、そしてその世代に若干の時間差が生じる、というのはあるある...
01_読感

【感想】『行き場をなくした物語』鳥原継接

文学フリマ東京35にて入手。表紙がStable Diffusionらしい。文フリで何冊かAI活用した表紙みかけたけど、これは効果的な使い方だと思った(組み合わせの異質さみたいな絵を描かせるのはAI得意そう)。  その表紙とも繋がる「宇宙飛行...
01_読感

【感想】『婆婆ホラー』川渡六文銭 編

文学フリマ東京35にて入手。『老婆』をテーマにしたホラーアンソロジー。  テーマとしての引きもそうだし、この表紙の「山と思いきやよく見たら老婆」がなんだか笑えてしまって買いにいこうと思っていた一冊。老婆って、女性が一定以上歳を取ったら老婆だ...
04_映画

【感想】『シン・ウルトラマン』

最初の異常なスピードの状況説明が面白すぎる 子どもがいるから助けに行きますとか言いだして班長もいってこい的な反応なの、普通にあの時点でもうウルトラマンなのかと思って見てたらそうじゃなかったの面白すぎる 説明セリフ超絶早口のオタクしかいない ...
01_読感

【感想】『死ぬほど好きだから死なねーよ』石井僚一

死ぬほど好きだから死なねーよ | 石井 僚一 |本 | 通販 | Amazon  今年は一瞬、ほんとうにかなり一瞬だけど短歌をやろうとしたことがあって、そのうえで歌集って読むと面白いんだなという感覚がある(やろうとするまでは正直どう読むのか...
02_進捗

2022年12月の進捗(+2022年の進捗)

師走の爆走感。 今月の進捗  ねじれ双角錐群にて、ね群アドベントカレンダー2022を実施しました。  自分は、創作としては、掌編小説「名刺代わりの私の過去」を書きました。  名刺代わりの小説、ってやつがあると思いますが、あれです(あれではあ...
01_読感

【感想】『ペテロと犬たち』谷脇栗太

文学フリマ東京35にて入手。掌編小説集。  基本的にもともと朗読作として書かれたものであるという情報を知っているから余計にそう感じる部分もあるとおもうけれど、声に出す語りの魅力に溢れた作品が多く感じた。特に方言の使い方が良くて、その意味で特...
01_読感

【感想】『占星術殺人事件 改訂完全版』島田荘司

Amazon.co.jp: 占星術殺人事件 改訂完全版 (講談社文庫) 電子書籍: 島田荘司: Kindleストア  長いな! なんか読んどかないとダメなのかと思って読んだ。確かに読んどかないとダメだったんだけど多分なにかでこのトリックとい...
01_読感

【感想】『虚構推理 逆襲と敗北の日』城平京

Amazon.co.jp: 虚構推理 逆襲と敗北の日 (講談社タイガ) 電子書籍: 城平京, 片瀬茶柴: Kindleストア  そういうのが欲しかったんだよ~~というところに届く。  タイトルからして敗北しますというのが全面に打ち出されてい...
01_読感

【感想】『さようなら、ギャングたち』高橋源一郎

Amazon.co.jp: さようなら、ギャングたち (講談社文芸文庫) 電子書籍: 高橋源一郎: Kindleストア  すごい。序盤は、いやまあ、かっこいいのはかっこいいが、ちょっと意味がわからなさすぎて乗れないかな、と思っていたけれど、...
99_雑感

古ノ象ニ居リマス

いくつかのインスタンスにアカウントがありますが、以下をメインにしています。
01_読感

【感想】『異界觀相 vol.2』造鳩會

文学フリマ東京35にて入手。表紙・デザイン・組版がすごく良い。小説の他、漫画、詩、短歌、論考、エッセイが収録されていてボリュームがある。テーマが「迷子なのか?」という、なかなか聞いたことがないタイプのテーマ設定で面白い。以下、小説についての...
01_読感

【感想】『神様ゲーム』麻耶雄嵩

は?  鈴木君がミステリの構造にこう、あれする、というギミックは面白い。最後のは何。
01_読感

【感想】『見えないわけがないだろう』吉野奈津希

文学フリマ東京35にて入手。 「溝口君」と「私」に関する連作短編、としか説明のしようがないのだが、「溝口君」と「私」に関する連作短編。「溝口君」にクラスの全ての苦痛が集まったり、埋めたはずの「溝口君」が毎日現れたりする。手を替え品を替え不条...