2022年12月の進捗(+2022年の進捗)

 師走の爆走感。

今月の進捗

 ねじれ双角錐群にて、ね群アドベントカレンダー2022を実施しました。

ね群アドベントカレンダー2022
本企画について 文芸同人・ねじれ双角錐群によるアドベントカレンダー企画として、12月1日から25日まで、群員が毎日一つずつ何らかの記事を公開する。 既刊紹介記事の再掲から、書き下ろしの掌編小説やエッセイまで、多様な内容をお届けする予定だ。ぜ...

 自分は、創作としては、掌編小説「名刺代わりの私の過去」を書きました。

名刺代わりの私の過去
笹幡みなみ  差し出された紙片を、私たちははじめから読みとる。  紙片は縦横比が1:1.654の横長で、白い用紙の上に横書きで日本語の文字が並んでいる。文字情報は用紙左側に左揃えで整列し、その整列から外れた用紙右上部にはロゴマークがついてい...

 名刺代わりの小説、ってやつがあると思いますが、あれです(あれではありません)。

 あと、何らかのアンソロジーの企画が動き出すらしいのでそこの寄稿作品を書き進めました。でも思ったほど書き進んでない。

今年の進捗

 振り返りです。

  • 前年から2022年4月にかけて、『文体の舵をとれ』合評会に参加し練習問題を完走。これは振り返ると結構大きくて、後述のRikka Zineまわりで英語の小説や日英/英日翻訳に関心が高まったときに「ああだからあそこでル=グウィン先生は」みたいな気づきがあったりとか、「私の自由な選択として」でいままでと違う語りに挑戦することに繋がってきたりとか、完走後も影響が結構あったように思います。上手くなったか? それは知らんけど。
  • 『幽世香を聞け』の企画を立ち上げ、5月の文フリ東京で出そうとしたが、様々なやんごとなき事情により出せず、代わりに『エルデンリングのせいで新刊できませんでしたSS本』を出した。同誌にラニSS「束の間の月光」収録。
  • 9月、あたらしいSFとファンタジーの雑誌『Rikka Zine Vol.1 Shipping』に、短編「幸福は三夜おくれて」が掲載。また、11月には同誌英語版にて、“Happiness Comes Three Nights Later”(JP-EN Tr. by Burntends and Terrie Hashimoto)が掲載。この企画に作品を採用いただくことができたこと、また英訳していただく経験を得られたことは、この一年の創作関連では一番よかったことではないかと思っています。特に英訳関連については考えたことの詳細を書いたブログ記事を書いたりしましたが色々あってまだあたためてあり、近日公開したいです。
  • 11月、文学フリマ東京35にて、ねじれ双角錐群の取扱説明書アンソロジー『故障かなと思ったら』に、短編「私の自由な選択として」を寄稿。直接的には、エピグラフの一つでもあるテッド・チャン「不安は自由のめまい」をリスペクトした作品ですが、自分の中での裏テーマは、「地の文で語る」でした。自分のそれまでの作品は、会話文、掛け合いが良いと言っていただけることが結構ある気がしていて、自分でもそこは気に入っているポイントですが、今回は違う方向にチャレンジしてみよう、と思ったものです。だから会話文禁止(台詞は若干あるが)。結果出来上がった作品は自分では気に入っています。
  • 同じく11月、文学フリマ東京35にて、サークル・Bamboo Storageの水平思考小説アンソロジー『ビストロ・ラテラル』に、短編「垂直落下する思考人形」を寄稿。主催のたけぞうさんから光栄にもお誘いをいただき参加させていただきました。同じイベントでの新刊となることから、執筆時期としては「私の自由な選択として」と並行して書くことになりました。「私の自由な選択として」でいつもとは違う作風にチャレンジしたのはこれも影響しています。というのも、たけぞうさんは基本的には私のこれまでの作品を読んでいただいて、そこからお声かけいただいているわけで、なんとなく自分のこれまでの作風と企画の趣旨の整合……みたいなことを勝手に深読みして考えてしまうわけです。そうすると、こちらでは自分のこれまでに使ってきている強み(?)を活かすような作風にして、向こうは新路線にする、そうすると並行して書くときに混ざらなくていいかな、みたいなことを考えていました。結果、「垂直落下する思考人形」は、たとえば会話文の多さなんかは自分のいつものテイストなんじゃないかと思っていますし、ある種の超越性みたいなものを押し込んでいくのは自分らしく書けたと思っています。
  • 同じく11月、小説家になろうにて連載小説『吸血鬼はなぜ日常の謎を探し求めてしまうのか?』の第4話「吸血鬼はなぜ祭の最中に誘拐事件を巻き起こすのか?」を更新。一年ぶりになってしまった。そもそも本格的に連載というよりは連作短編という形で一つ一つの話を切って、話のなかでは短期間で掲載するという形にしようと最初は思っていたんですが、今回の第4話はいよいよ次に向けて大きな話に足を突っ込んだ気がしていて、ここからまた一年溜めたらそれはどうなのという気がしますが、どうなのということになるかもしれませんが、どうなんでしょう。
  • 12月、前掲の通り掌編「名刺代わりの私の過去」ね群アドベントカレンダー2022に寄稿。一発ネタ。研究系の人の名刺にISMSつかんやろと思ったけど入れたすぎて入れてしまった。っていうか名刺の消費枚数減りましたよね。

 ということで、結構良い感じに小説を書けたように思えます。

 ただ、成果は年の後半に偏っていますね。

 一体なぜなのでしょうか。

 その答えを知るため、我々はSteamリプレイを確認しましたが、明確な答えは得られませんでした。いかがでしたか?

↑もちろん緑色がエルデンリングだ

(以下はこのブログ内の上記の進捗に関連する記事リンクです)

来月と来年の目標

  • 何らかのアンソロジーの原稿を短期的にはまず完成させます。というかここ数日で書き上げようと思ってたけど倒れてて無理だった。
  • 『幽世香を聞け』、リベンジします。なぜならこの本を出すことができたらきっと面白いからです。
  • 英語で書く(自分の小説を英訳する)のはこっそりとやっているのですが、来年は何らかの形で表に出せたらなぁと思っています。
  • これまで書いていない某ジャンルに挑戦します。
  • 2023年も進捗していきましょう!
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