01_読感 【感想】『さかなとり:「魚怪類」テーマアンソロジー』鳥原継接・空木賢一・寒川ミサオ たぶん第八回文学フリマ大阪の新刊の、Kindle版。「魚怪類」がテーマのアンソロジー。怪しい作品が四本。楽しめました。 ところで気づいてしまったのですがKindle for PC(Windows)で表示すると、なんか下が2文字文ほど見切れ... 2021.05.10 01_読感
01_読感 【感想】『フワつく身体』 すと世界 Text-Revolutions Extra2で入手。BOOTHでも通販しているそうです。 時代の節目に改めて平成を問い直すミステリー、というコピーですが、本当にそれです。平成の話。舞台は渋谷。1997年の女子高生の日記と、2017年で事... 2021.05.09 01_読感
01_読感 【感想】『全滅領域』『監視機構』『世界受容』(サザーン・リーチ) ジェフ・ヴァンダミア 酒井昭伸 訳 サザーン・リーチ (全3巻) Kindle版 (amazon.co.jp) 良い小説だ……。 神ゲー『CONTROL』が影響を受けているという話(たとえばこの記事)を聞いて読みました。確かに人物造形とか空気感で影響を受けている部分がかな... 2021.05.05 01_読感
01_読感 【感想】『冬眠世代』蜂本みさ 掲載ページ: 蜂本みさ「冬眠世代」 | VG+ (バゴプラ) (virtualgorillaplus.com) すごく好きな短編小説。後述するKaguya Planetの今までの掲載作品の中でも自分としては一番好きでイチオシ。けど何が良い... 2021.05.02 01_読感
01_読感 【感想】『2000年代海外SF傑作選』 橋本輝幸・編 傑作揃いだ。 『ミセス・ゼノンのパラドックス』エレン・クレイジャズ 一発ネタなんだけど持って行き方が小気味よくて好き。これを先頭に配置したアンソロジーの勝利。 『懐かしき主人の声(ヒズ・マスターズ・ボイス)』ハンヌ・ライアニエミ 動物サ... 2021.05.02 01_読感
01_読感 【感想】『死にたがりの修羅』 雲鳴遊乃実 Text-Revolutions Extra2にて入手。 ジャンルはなんだろう。結構色んな要素が入っているように思えました。作者の狙いなのかは置いておくとして、読んだ感覚としてはジュブナイル文学寄り?な要素の印象が強かった。父親と対峙して... 2021.05.01 01_読感
01_読感 【感想】『ペルセウスの旅人』 佐々木海月 Text-Revolutions Extra2にて入手。 星を旅する連作掌編集。一冊を通じて漂う優しさと寂しさが印象的でした。この宇宙の感覚のふんわりとしたSFさが良いです。ボリューム的にはファンタジーっぽい話をしている割合の方が多いんだ... 2021.04.29 01_読感
01_読感 【感想】『私の百合はお仕事です!』 未幡 未完結だけど区切りが良い……ような気がするし感想を書いておくことにしました。 これ好き。 偽る、演じる、騙す、みたいなのがめちゃめちゃ性癖なんですけど、それをメインに据えてくるお話で、それ、それなんだよ、となってしまって大好きな作品です... 2021.04.20 01_読感
01_読感 【感想】『わたしの名は赤』 オルハン・パムク 宮下遼 訳 わたしの名は赤〔新訳版〕 (上) (ハヤカワepi文庫) | オルハン パムク, Pamuk,Orhan, 遼, 宮下 |本 | 通販 | Amazon なぜ積読に入っていたのか記憶喪失だけどなんかミステリ的な文脈で勧められた気がしていま... 2021.02.14 01_読感
01_読感 #百合文芸3 を読む2 続きです。 前回: 家出の仕度(おか) ジャンルはわからないがちゃんとした小説(広義の恋愛小説……ささやかな交流もの?)これ良いですね! 心情描写が丁寧で好きでした。高校生デートかよみたいな下り、好き。「早期退職した50代女性と30代ネイリ... 2021.02.01 01_読感
01_読感 #百合文芸3 を読む そういうことです。 フォロイーです。フォロワーじゃないです。一方的にフォローしてる人も含む。肉眼で探しているので漏れてたらすみません。漏れないように宣伝しまくってください。一人で複数作投稿している人については、一旦一作のみ。感想にネタバレを... 2021.01.31 01_読感
01_読感 【感想】『裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル』 宮澤伊織 ずっと気にはなっていました。怪異とかネットロアとかを扱っていて百合らしいと。それ好きなやつじゃないかと。都市伝説を扱って百合を目指した小説を書いていたときに方向性が近いと言われたこともありました。それなのに今まで読まなかったのはなんとなくW... 2021.01.06 01_読感
01_読感 【感想】『アンソロジー 『破戒』 Breaking Knox』 たけぞう他 第三十一回文学フリマ東京にて入手。 十人の執筆者でノックスの十戒を一つずつ破るアンソロジー。かなりキャッチーなアンソロジーテーマですし、多くの人に読んでもらえるテーマ設定であることは間違いない、企画の勝利です。ただ、基本的にはハードルが上... 2021.01.03 01_読感
01_読感 【感想】『月鯨の夜』 葵あお 第三十一回文学フリマ東京にて入手。BOOTHで通販しているそうです。 面白かった。Twitterに流れてきた宣伝から購入。今回の文フリは見本誌コーナーなかったりとかしたので、情報が少ない中であえてランダムエンカウント的な要素を強めようと思... 2020.12.27 01_読感
01_読感 【感想】『先史時代のダイイングメッセージ』 ソルト佐藤 第三十一回文学フリマ東京にて入手。 本格ミステリに大切な物を削っていく 『オッカムの剃刀』シリーズ第2弾、とのことで、ダイイングメッセージものなんだけど、舞台が紀元前4000年なので文字が発明されていない、という設定。そんな無茶な……。や... 2020.12.20 01_読感