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【感想】『宇宙戦争』H・G・ウェルズ 小田麻紀訳

Amazon.co.jp: 宇宙戦争 (角川文庫) eBook : H・G・ウェルズ, 小田 麻紀: 本 実は読んだことなかったのがマズいかなと思って……。火星ネタの材料探しでちょっと読んで関係なさそうってなって放置してあったのをちゃんと読...
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【感想】『雨の日も神様と相撲を』 城平京

Amazon.co.jp: 雨の日も神様と相撲を (講談社タイガ) 電子書籍: 城平京: Kindleストア なぜこの題材で書こうと思ったのか。かなり異色作なきがする。 異色な設定の活かし方や終盤の着地点は良かった。さすがに主人公が無根拠に...
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【感想】『その可能性はすでに考えた』 井上真偽

Amazon.co.jp: その可能性はすでに考えた (講談社文庫) 電子書籍: 井上真偽: Kindleストア 論理プロレス。明らかに噛ませ犬でしょみたいなキャラ(因縁あり)が次々出てきて不均衡論理バトルを挑んでくる無茶苦茶ぶりが笑える。...
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【感想】『誤解するカド ファーストコンタクトSF傑作選』 野﨑まど・大森望 編

ファーストコンタクトSF傑作選。言うほどファーストコンタクトじゃないのでは……。筒井康隆「関節話法」 いきなりファーストじゃないじゃん。でもすごい。ギャグをここまで広げていけるのさすがの手腕だな……。小川一水「コズミックロマンスカルテット ...
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【感想】『スノーホワイト』 森川智喜

講談社Kindle本50%ポイント還元だったときのソルト佐藤さんのデッキから。信頼できるデッキだ!!(まだ一冊しか読んでないけど!!)「なんでも知ることのできる鏡」を持つ反則の名探偵少女の特殊設定ミステリ。第一部の短編は特殊設定日常の謎のよ...
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【感想】『ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験』 大鐘良一・小原健右

ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 (光文社新書) | 大鐘 良一, 小原 健右 | 宇宙学・天文学 | Kindleストア | Amazon 宇宙飛行士選抜試験の最終選考を密着取材したNHK番組の記録。めちゃめちゃ面白くて数ページごとにめち...
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【感想】『蒼氓』 石川達三

蒼氓(そうぼう) (秋田魁新報社) | 石川達三, 秋田魁新報社 |本 | 通販 | Amazon すごい。これは太宰も負ける(?)。出航するまでの切り取りっていう角度が既にすごいし、取材力、ドラマ、読ませる話だと思った。参考資料のつもりで...
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第二回かぐやSFコンテスト 最終候補作品の感想

第二回かぐやSFコンテストの最終候補作品10作を読み、簡単な感想をメモしました。 第二回かぐやSFコンテストはテーマ「未来の色彩」で2,000~4,000字のSF短編小説を公募する賞で、選考が完全匿名で行われています。審査員の最終候補作品の...
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【感想】『一九八四年』 ジョージ・オーウェル 高橋和久訳

一九八四年 (ハヤカワepi文庫) | ジョージ・オーウェル, 高橋 和久, 高橋和久 | 英米の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon 2021年にもなって読んだ。 読んでなかった名作というと大体内容を知ってしまっていたりと...
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【感想】『生ける屍の死』 山口雅也

なんか多分ミステリの名作みたいな感じで紹介されたんだと思う。 今で言う特殊設定ミステリ(当時も言ったのか? 知らないです)として、死者が蘇るという設定を、トリックの根幹にも、雰囲気作りにも最大限利用しており、すごい。でも30年ちょっと前とい...
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【感想】『まちカドまぞく』 伊藤いづも

まちカドまぞく (全6巻) Kindle版 (amazon.co.jp) 単行本六巻まで読んだので一旦感想。 有史以来最高の漫画。 全ての要素が刺さってます。ローファンタジー的想像力(せいいき桜ヶ丘もはやハイファンタジー説かなりあるけど)で...
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【感想】『知らない映画のサントラを聴く』 竹宮ゆゆこ

ラブコメのオススメ情報くださいと言ったらオススメしていただいた小説。タイトルが印象的なので知ってたけど内容は一切知らなかった。ラブコメだったのか……? いつになったら知らない映画のサントラを聴くんだろうと思いながら読んでた。良い小説だった。...
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【感想】『雪蟷螂』 紅玉いづき

多分オススメされて買って積んであったものを以下略。こういう普通というか王道の……いや久しく読まないから普通と断定して良いのかも自信ないけど、そういうファンタジー小説をたまに読むと脳に良いことが分かった。興奮するような盛り上がりとか、先が気に...
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【感想】『嘘と正典』 小川哲

Amazon.co.jp: 嘘と正典 (ハヤカワ文庫JA) 電子書籍: 小川 哲: Kindleストア 短篇集。『ゲームの王国』がめちゃめちゃ面白いらしいけどまだ積んでる。諸事情でこちらを先に読んだ。 冒頭の『魔術師』はマジックの構造と繰り...
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【感想】『2010年代海外SF傑作選』 橋本輝幸 編

2000年代~から続けて読むと、2010年は混沌の年代だった……というのはいまが2020年代初頭だからそういうバイアスが掛かって見えるというのが多分にあるんだろうけど、でもそう感じた。特に前半に2010年代感を強く感じる作品が並んでいた気が...