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【感想】『嘘と正典』 小川哲

Amazon.co.jp: 嘘と正典 (ハヤカワ文庫JA) 電子書籍: 小川 哲: Kindleストア  短篇集。『ゲームの王国』がめちゃめちゃ面白いらしいけどまだ積んでる。諸事情でこちらを先に読んだ。  冒頭の『魔術師』はマジックの構造と...
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【感想】『2010年代海外SF傑作選』 橋本輝幸 編

2000年代~から続けて読むと、2010年は混沌の年代だった……というのはいまが2020年代初頭だからそういうバイアスが掛かって見えるというのが多分にあるんだろうけど、でもそう感じた。特に前半に2010年代感を強く感じる作品が並んでいた気が...
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【感想】『圏外通信 2021』 反-重力連盟

第三十二回文学フリマ東京の新刊。BOOTHにて入手。SF島の新規サークルの合同誌となるとどうせ文フリ行ってたら買ってたと考えればBOOTHでも即買いになる。デザインかっこいいですね。色コードも。 『灰の園』脊戸 融  自律防衛宇宙戦闘機の話...
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【感想】『日本探偵小説全集リミックス』 ストレンジ・フィクションズ

元ネタの探偵小説は基本的に全く分かっていないのですが、知らなくても楽しめるぞという情報があったので読みました。楽しめました。情報は信じた方がいい。  評論とインタビュー部分のボリュームがすごいのですが、小説部分に関する感想です。直接的ではな...
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【感想】『WORK フォーワン』 グローバルエリート

第三十二回文学フリマ東京の新刊。BOOTHにて入手。今この記事を書くときに見たら残り1点ってなってた。急げ。(BOOTHってなんか残り1になったら急に表示するよね? 謎仕様だよな)  全体的に良かったのですが、特に特に『シトラスの隠れ香』と...
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【感想】『忘れ物はなんですか?』(遺失物管理委員会活動日誌シリーズ) ソルト佐藤

エア文フリ? 的に? BOOTHにて配信されているのを入手。遺失物管理委員会活動日誌シリーズとして5まで出ており、まとめて読みました。 忘れ物はなんですか? - salt-satou - BOOTHそのノートは、いつ落とされた? - sal...
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【感想】『さかなとり:「魚怪類」テーマアンソロジー』鳥原継接・空木賢一・寒川ミサオ

たぶん第八回文学フリマ大阪の新刊の、Kindle版。「魚怪類」がテーマのアンソロジー。怪しい作品が四本。楽しめました。  ところで気づいてしまったのですがKindle for PC(Windows)で表示すると、なんか下が2文字文ほど見切れ...
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【感想】『フワつく身体』 すと世界

Text-Revolutions Extra2で入手。BOOTHでも通販しているそうです。  時代の節目に改めて平成を問い直すミステリー、というコピーですが、本当にそれです。平成の話。舞台は渋谷。1997年の女子高生の日記と、2017年で事...
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【感想】『全滅領域』『監視機構』『世界受容』(サザーン・リーチ) ジェフ・ヴァンダミア 酒井昭伸 訳

サザーン・リーチ (全3巻) Kindle版 (amazon.co.jp)  良い小説だ……。  神ゲー『CONTROL』が影響を受けているという話(たとえばこの記事)を聞いて読みました。確かに人物造形とか空気感で影響を受けている部分がかな...
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【感想】『冬眠世代』蜂本みさ

掲載ページ: 蜂本みさ「冬眠世代」 | VG+ (バゴプラ) (virtualgorillaplus.com)  すごく好きな短編小説。後述するKaguya Planetの今までの掲載作品の中でも自分としては一番好きでイチオシ。けど何が良い...
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【感想】『2000年代海外SF傑作選』 橋本輝幸・編

傑作揃いだ。 『ミセス・ゼノンのパラドックス』エレン・クレイジャズ  一発ネタなんだけど持って行き方が小気味よくて好き。これを先頭に配置したアンソロジーの勝利。 『懐かしき主人の声(ヒズ・マスターズ・ボイス)』ハンヌ・ライアニエミ  動物サ...
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【感想】『死にたがりの修羅』 雲鳴遊乃実

Text-Revolutions Extra2にて入手。  ジャンルはなんだろう。結構色んな要素が入っているように思えました。作者の狙いなのかは置いておくとして、読んだ感覚としてはジュブナイル文学寄り?な要素の印象が強かった。父親と対峙して...
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【感想】『ペルセウスの旅人』 佐々木海月

Text-Revolutions Extra2にて入手。  星を旅する連作掌編集。一冊を通じて漂う優しさと寂しさが印象的でした。この宇宙の感覚のふんわりとしたSFさが良いです。ボリューム的にはファンタジーっぽい話をしている割合の方が多いんだ...
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【感想】『私の百合はお仕事です!』 未幡

未完結だけど区切りが良い……ような気がするし感想を書いておくことにしました。  これ好き。  偽る、演じる、騙す、みたいなのがめちゃめちゃ性癖なんですけど、それをメインに据えてくるお話で、それ、それなんだよ、となってしまって大好きな作品です...
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【感想】『わたしの名は赤』 オルハン・パムク 宮下遼 訳

わたしの名は赤〔新訳版〕 (上) (ハヤカワepi文庫) | オルハン パムク, Pamuk,Orhan, 遼, 宮下 |本 | 通販 | Amazon  なぜ積読に入っていたのか記憶喪失だけどなんかミステリ的な文脈で勧められた気がしていま...