イチオシ

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【感想】『図書館の魔女 烏の伝言』高田大介

超弩級ファンタジー『図書館の魔女』続編。シリーズ特設サイトがあるので今すぐ訪問した上で、『図書館の魔女』1、2、3、4、『図書館の魔女 烏の伝言』上、下を購入して読め。急げ。  前作から、一体どのような続編なのだろうと思っていたけれど、読み...
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【感想】『図書館の魔女』 高田大介

図書館の魔女 第一巻 (講談社文庫) | 高田 大介 |本 | 通販 | Amazon  大人になってから読んだ中で圧倒的に一番面白いファンタジー小説。  そもそも自分は子供の頃はファンタジーが一番好きなジャンルでたくさん読んでいたけれども...
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新装版が出る野崎まどメディアワークス文庫6作を今すぐ読んでくれ【後編・ネタバレあり】

※本来の表記は「野﨑まど」(﨑のつくりの上は立)ですが、本記事では「野崎まど」と略記させていただきます  この度「メディアワークス文庫創刊10周年&野崎まどデビュー10周年 特別企画」により新装版が刊行されることとなった、野崎まどのメディア...
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新装版が出る野崎まどメディアワークス文庫6作を今すぐ読んでくれ【前編・ネタバレなし】

※本来の表記は「野﨑まど」(﨑のつくりの上は立)ですが、本記事では「野崎まど」と略記させていただきます この記事について 【要約】すごい力を持った女の子に蹂躙されたい  この度「メディアワークス文庫創刊10周年&野崎まどデビュー10周年 特...
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【感想】『マルドゥック・スクランブル』 冲方丁

マルドゥック・スクランブル (全3巻) Kindle版 (amazon.co.jp)  熱い小説だった。カジノシーンめっちゃ長い。カジノだけで一冊分くらいあるだろ。しかしそのカジノが面白い。物理的なやつから始まって最後ブラックジャックに行く...
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【感想】『虚構推理』 城平京

虚構推理 (講談社タイガ) | 城平 京, 片瀬 茶柴 |本 | 通販 | Amazon   アニメ化が決まって話題になっているときに読んだことないって言ったらそんなわけ無いだろ的な反応をいただいたのでキャッチアップするために読みました。そ...
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【感想】『改訂 雨月物語 現代語訳付き』 上田秋成 鵜月洋(訳注)

改めて読み直し。昔読んだときは青頭巾が一番好きだったのですが、読み直すと他の話も面白いし、良さあり。結局のところ仏教、特に禅宗の俺TUEEE小説っぽいよね(??)  ところで、現在、『雨月物語SF合同』という企画を立ち上げており、雨月物語の...
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【感想】『BEATLESS』 長谷敏司

Amazon.co.jp: BEATLESS 上 (角川文庫) 電子書籍: 長谷 敏司: Kindleストア  なんか前からいつか読んだほうが良さそうだと思ってたけど読んでなかったけど布教されたので読みました。普通に面白かった。なんか読んで...
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【感想】『百年の孤独』ガブリエル ガルシア=マルケス 鼓直訳

百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez) | ガルシア=マルケス,ガブリエル, Garc´ia M´arquez,Gabriel, 直, 鼓 |本 | 通販 | Amazon  やばすぎる小説。これが南米マジックリア...
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【感想】『TOKYO YEAR ZERO』デイヴィッド・ピース 酒井武志訳

TOKYO YEAR ZERO | デイヴィッド ピース, 酒井武志 |本 | 通販 | Amazon  やばすぎる小説。かなり長くて重いが、結構一気に読んでしまった。面白い。  意識の流れ系だと解説に書いてあったけどそういうジャンルでした...
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【感想】『ねじまき少女』パオロ・バチガルピ 田中一江 金子浩 訳

ねじまき少女 上 (ハヤカワ文庫SF) | パオロ・バチガルピ, 鈴木康士, 田中一江, 金子浩 |本 | 通販 | Amazon  最高のSF小説。読んでいて用語集が欲しくなるくらい分厚い設定をあんまり説明してくれないのだが、読んでいて用...
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【感想】『紙の動物園』 Ken Liu 古沢嘉通訳

いま話題のケン・リュウ。なんか拙作の感想で触れてくださる方がいたり(ありがたや)、別の場でいやでも読んでないんだけどって言ったら「読んでないんですか?」とまで言われたので、そこまでなら読むかと思って購入。  結論としてすごく良い短編集でした...
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【感想】『厭魅の如き憑くもの』 三津田信三

Amazon.co.jp: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) : 三津田 信三: 本  ホラーミステリーホラー。サギリがいっぱい出てくるのでサギリ好きにはおすすめではないでしょうか(エロマンガ先生見てなし)。  本分はミステリであると見る...
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【感想】『おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱』 オキシタケヒコ

これ良かったです。おもしろ。はやく読んだほうが良いですよ。  座敷牢少女に怪談を語ることをせがまれる話。怪談に関する怪談であり、メタ怪談であって、メタ怪談SFを経て、怪談ミームの話というところもまたメタになる。単巻完結の良質な小説ということ...
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【感想】『躯体上の翼』 結城充考

面白いです。おすすめ。ディストピア的終末世界における生体兵器人間のSF。解説やあらすじで「硬質」という表現が使われており、言いたいことはよくわかる。硬質さをもたらしている要素はたくさんあるとおもうけれど、一つには語彙の使い方が面白いというと...