イチオシ

01_読感

『満願』 米澤穂信

 このいやな感じが最高すぎる。なんかいやな感じするよなーああーーーっていう伏線回収の仕方。どの作品も完成度が高すぎてむしろ引きながら読んでたけど、特に好きだったのは「万灯」と「満願」。「万灯」は商社マンやバングラデシュの諸々のディ...
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『清少納言を求めて、フィンランドから京都へ』ミア・カンキマキ 末延弘子 訳

 清少納言に憧れ、京都に旅立つフィンランド人女性の長編エッセイ。  あまりエッセイを手に取って読むということがないのですが、この本に関しては昨年の刊行後から良い評判を度々耳にし、Twitterでフォローしている信頼できる有識...
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『バーナム博物館』 スティーヴン・ミルハウザー 柴田元幸 訳

 読んだことがなかったのですが、ミルハウザーすごい的な話は方々で聞くよなというベースがあり、そこに先日鷲羽さんがミルハウザーリスペクトで文体の舵をとっていたのを見てさすがに読もうかなと思って読みました。  すごかった。文舵の...
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『百年文通』 伴名練

 上手い……。  結末に関するネタバレを含む感想です。まだ読んでいないなら今すぐ読んでください。
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『プロジェクト・ヘイル・メアリー』アンディ・ウィアー 小野田和子 訳

 せーの、プロジェクト・ヘイル・メアリー、最高ー!  ものすごく面白いとのことで読まないといけないと思ってたけど読めてなくて、やっと読み始めたら二日で読み終えてしまったくらいめちゃめちゃ面白かった。前情報なしで読んだ方がい...
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『蒼氓』 石川達三

 すごい。これは太宰も負ける(?)。出航するまでの切り取りっていう角度が既にすごいし、取材力、ドラマ、読ませる話だと思った。参考資料のつもりで読み始めたが予想外に良い小説だった。南海航路も良かった。
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『まちカドまぞく』 伊藤いづも

 単行本六巻まで読んだので一旦感想。  有史以来最高の漫画。  全ての要素が刺さってます。ローファンタジー的想像力(せいいき桜ヶ丘もはやハイファンタジー説かなりあるけど)でほのぼのハードな設定。至近距離の天丼から超長距...
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『全滅領域』『監視機構』『世界受容』(サザーン・リーチ) ジェフ・ヴァンダミア 酒井昭伸 訳

 良い小説だ……。  神ゲー『CONTROL』が影響を受けているという話(たとえばこの記事)を聞いて読みました。確かに人物造形とか空気感で影響を受けている部分がかなりあるんだろうなと思いつつ、「CONTROLが影響受けて...
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『わたしの名は赤』 オルハン・パムク 宮下遼 訳

 なぜ積読に入っていたのか記憶喪失だけどなんかミステリ的な文脈で勧められた気がしています。確かに殺人事件が起きて犯人が分からない(容疑者三人のうちの誰かである)という状態で話が進んでいくので、推理小説的な趣向を取り入れてはいるけれ...
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『まほり』 高田大介

 めちゃめちゃめちゃめちゃ面白いです絶対読めいますぐ読め!!!  自分的にクリーンヒットです。  伝奇ミステリ長編。説明のつかない不気味さが分厚い資料(テキスト)に彩られて濃密に組み立てられています。都市伝説、怖い話か...
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