01_読感

【感想】『満願』 米澤穂信

Amazon.co.jp: 満願(新潮文庫) 電子書籍: 米澤穂信: Kindleストア このいやな感じが最高すぎる。なんかいやな感じするよなーああーーーっていう伏線回収の仕方。どの作品も完成度が高すぎてむしろ引きながら読んでたけど、特に好...
01_読感

【感想】『町かどの穴 ラファティ・ベスト・コレクション1』 R・A・ラファティ 牧眞司 編 伊藤典夫、浅倉久志他 訳

町かどの穴 ラファティ・ベスト・コレクション1 (ハヤカワ文庫SF) | R A ラファティ, 伊藤 典夫, 浅倉 久志, 牧 眞司 | 英米の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon 全部怪しくて面白かったけど、特に印象が残っ...
01_読感

【感想】『ストレンジ・フィクションズ vol.3:ゲーム小説』

BOOTH通販で入手。 充実の一冊です。全部面白い。小説以外のコンテンツも充実しており、特にこの世のメタフィクションゲームを全てプレイしている千葉集氏の「ただひたすらメタフィクションっぽいゲーム(steamで買えるの限定)を4、50本くらい...
01_読感

【感想】『姪探偵対マダラの音楽隊』 ソルト佐藤

第三十四回文学フリマ東京にて入手。 シリーズもの。まだらの紐ネタ。原題を考慮して紐もバンドも出てくる(?)。あとちょっと赤毛組合。謎を提示した後に混迷度を増やしていく手腕が良いなと思った。毎回まもりがかわいいけど三割くらいこいつのせいな気が...
01_読感

【感想】『圏外通信2022』反-重力連盟

第三十四回文学フリマ東京にて入手。通販もあるようです。 面白かったです。表紙デザインの蟹反重力装置(?)が良い。 以下の個別の感想にはネタバレが含まれる。『申候』佐久間真作 粗忽長屋に材をとった短編。そもそも粗忽長屋自体が滑稽話でありながら...
01_読感

【感想】『掌編小説とエッセイのアンソロジー BALM』 オカワダアキナ他

第三十四回文学フリマ東京にて入手。各人が二編(ときどき三編)の掌編小説+一編のエッセイを寄稿するというスタイルの合同誌。紹介文から引用すると、アンソロジーを読んでいて、この人の作品をもうちょっと読んでみたいなあと思うことがしばしばあります。...
02_進捗

2022年7月の進捗

というわけで、今月から進捗の記事はfanboxに代えてここに投稿されます。また、古い記事もコピーを完了しています。→進捗カテゴリ7月の進捗 色々忙しかった割にはよくやったのではないかという気はします。割にはな。『幽世香を聞け』 着実に進んで...
01_読感

【感想】『フォゲミノ・フォゲミナ あるいは愛すべき嘘吐きのための6つの小品』 たけぞう

第三十四回文学フリマ東京にて入手。 嘘を共通項にまとめた短編集。上記ツイートを引用させていただきましたが、トレーシングペーパーにホワイト印刷のカバーがめちゃくちゃかっこいいです。 各作品で「嘘」が扱われているが、初出がアンソロジーへの寄稿作...
01_読感

【感想】The Year’s Best Science Fiction Vol. 2: The Saga Anthology of Science Fiction 2021(2/2)

後半戦です。前半はこちら。Go. Now. Fix. - Timons Esaiasパンダ枕がみんなのピンチを救うために戦う。しばらくPandaPillowをPandoraPillowに空目してて物騒すぎるなとか思ってた。そうじゃなくてかわ...
01_読感

【感想】『流通小説集』アーカイブ騎士団

第三十四回文学フリマ東京にて入手。2017年発行の既刊で、Kindle版もある。『エクセルマトリクス』高田敦史 エクセル小説で、VLOOKUPに対する甘酸っぱい感情に溢れた作品。その感情はよくわからないけどエクセルに対する憎めない愛着みたい...
04_映画

輪るピングドラム劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [後編]僕は君を愛してる

この記事にはネタバレが含まれます。
01_読感

【感想】『溺れる魚は霧吹きをかける/感染幻』小島宇良/雨下雫(C1講義室)

第三十四回文学フリマ東京にて入手。通販もあるそうです。『溺れる魚は霧吹きをかける』は、テラリウムに興味あるなと思っていたら白い毒キノコを貰ってしまい、しかもそれが少女に見えるようになる話。後半のシーンの画が映像的に良くて楽しくなってしまいま...
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【感想】『ロング・エスケープ』白樺あじと

第三十四回文学フリマ東京にて入手。第六回文学フリマ京都の新刊。 身分を偽っての逃走中に偶然に殺人事件に出くわしてしまった二人が、自分たちの素性の露呈を防ぐために犯人を特定する、という状況でのミステリ。その事件自体もきっちりと本格なものである...
01_読感

【感想】『貝楼諸島より』『貝楼諸島へ』 犬と街灯

第三十四回文学フリマ東京にて入手。通称・島アンソロジー。2021年5月に始まった、架空の島々「貝楼諸島」を舞台とする小説を集める企画が、最終的に書籍版として完成されたもの。 参加者多数につき『貝楼諸島より』『貝楼諸島へ』の二冊になっています...
01_読感

【感想】『十角館の殺人』 綾辻行人

取り忘れていた必修単位みたいな……。 必修単位すぎるのでなんか叙述トリックみたいなやつあるんでしょというインプットはあったけどそれ以上の記憶が曖昧すぎたのでちょうど良く楽しめた。なるほど~。