sasaboushi

01_読感

【感想】『Babel I 少女は言葉の旅に出る』古宮九時

Amazon.co.jp: Babel I 少女は言葉の旅に出る (電撃の新文芸) 電子書籍: 古宮 九時, 森沢 晴行: Kindleストア  異世界転移で言語モノの作品を教えてくださいと募ったら教えてもらった作品。実際その通りの作品で、...
01_読感

【感想】『ロス・マクドナルド・トリビュート・アンソロジー『黒い背表紙の探偵』』ストレンジ・フィクションズ

上記BOOTH通販にて入手。  この通り、公式のお墨付きがあるのでロスマク知らないけど読んだ。っていうか割と一年前くらいまでみんながロスマクロスマク言ってるのをロマスクと空目してた。なんか鼻マスクの亜種みたいだな。ダメな気がしてきたのでロス...
02_進捗

2023年1月の進捗

年明けからなんか家庭内でずっと誰かしら何かしら体調が悪かったのをそろそろ打破できたようなできていないような。 今月の進捗  某アンソロジー企画の寄稿作品の初稿?を書き終えて、関係者に共有してコメントをいただきました。参考にして改稿していくぞ...
01_読感

【感想】『Sci-Fire 2022』

文学フリマ東京35にて入手。テーマが「インフレーション/陰謀論」とのことで、なんかすごい野心的なテーマ設定だなと思った。ただ、テーマがインフレーションと陰謀論ですと言われて想像するような直球の話は少なめで、幅広にSF短編が集まっている感じが...
01_読感

【感想】『ベストSF2022』大森望 編

Amazon.co.jp: ベストSF2022 (竹書房文庫 お 6-3) : 大森 望: 本 「もふとん」酉島伝法 布団に関する想像力とその設定を肉付けするどこかとぼけた描写が良かった。寝たくなる。身体感覚に訴えかけてくる良い作品。 最後...
05_ゲーム

【感想】『OMORI』

↑一応貼ったけど自分はこのトレイラーはプレイする前に見なかったし、見なくて良かったと思う  まず、あまりネタバレがない程度に全体的な感想を書く。 最高の神ゲー。2023年しょっぱなからもう今年プレイしたゲームで一番良かったの枠これで埋まって...
01_読感

【感想】”How the Crown Prince of Jupiter Undid the Universe, or, The Full Fruit of Love’s Full Folly” by P H Lee

メタフィクション(?)小説。木星の王子が、太陽の姫君に恋に落ちていまい、顧問たちはいやいや無理ですよそれは政治的にも物理的にもと止めるんだけれども、木星の王子は「ああなんと彼女は輝かしい!」いやいや輝いてるのは核融合ですからね、みたいなリア...
01_読感

【感想】『ずっとお城で暮らしてる』シャーリイ・ジャクスン 市田泉 訳

ずっとお城で暮らしてる (創元推理文庫) | シャーリイ・ジャクスン, 市田 泉 | 英米の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon  こわ~。メリキャット視点での語りに徹底されていることが素晴らしいポイントだと思う。呪術や願望...
01_読感

【感想】『ループ・オブ・ザ・コード』荻堂顕

Amazon.co.jp: ループ・オブ・ザ・コード : 荻堂 顕: 本  帯文にしつこく二回も書いてあるしインタビューでも明言されているので書くけど、『虐殺器官』フォロワー。設定にしても文体にしても、もろ『虐殺器官』、というか伊藤計劃であ...
01_読感

【感想】『WHODUNIT BEST Vol.6』京都大学推理小説研究会

BOOTHにて入手。 京都大学推理小説研究会には、「犯人当て」の文化がある。 『WHODUNIT BEST Vol.6』序文より 「犯人当て」の文化がある集団怖すぎるでしょ。京都大学推理小説研究会が実施している「犯人当て」で提出された作品の...
99_雑感

【感想】『テレビ放送開始69年 このテープもってないですか?』

もうインターネットの全員見てるっぽいのをやっと今さら見た感じなので、特に自分が書く必要があるのか分からないけど、面白かったので感想。  年末にやってたテレビ番組。現在上記のページやTVerで見られる。テレビの放送開始から69年のいま、もはや...
01_読感

【感想】『探偵AIのリアル・ディープラーニング』早坂吝

Amazon.co.jp: 探偵AIのリアル・ディープラーニング(新潮文庫nex) 電子書籍: 早坂吝: Kindleストア  対戦学習させるために作られた犯人と刑事(→後に推理小説をディープラーニングしたことで探偵にジョブチェンジする。は...
01_読感

【感想】『折れた竜骨』米澤穂信

Amazon.co.jp: 折れた竜骨 上 (創元推理文庫) : 米澤 穂信: 本  面白すぎ。特殊設定ミステリ(という用語でこのジャンルをまとめたのの初出がこの本のあとがきだとかなんとか)という話を聞いていたが、その言葉で思い浮かべるもの...
01_読感

【感想】『夜を掬う 〜クロスデルタ旅行記〜』燐果

#文学フリマ東京新刊『夜を掬う 〜クロスデルタ旅行記』アンドロイドによるポストアポカリプス世界の旅行記。綴込表紙によるファイル形式で、今回は表紙と本紙30ページ程度を頒布。以降のイベントや通販で、追加本紙を頒布し、購入者に綴じていただく計画...
01_読感

【感想】『透明ランナー』ファン・モガ 廣岡孝弥 訳

良い韓日小説だった。すごく良い話で、ひたすら明るいとかハッピーとかとは少し違うけれど、なんだかあたたまる話だと思った。韓国(を含む外国)の人が日本人より日本のアニメを知っていたりする、そしてその世代に若干の時間差が生じる、というのはあるある...