本日8/25(金)発売、SFマガジン10月号特集「SFをつくる新しい力」(監修:橋本輝幸)の「SF入門&偏愛ブックガイド」において、笹幡みなみ名義でSF入門者向けの小説作品レビュー2本を担当いたしました。
https://www.hayakawabooks.com/n/n409939ae9042
私はこのブログで読んだ本の感想をちまちまと書き記していますが、基本あくまで「レビュー」や「書評」ではなくて「感想」っす……というスタンスでやっています。なんだか「レビュー」や「書評」のほうがより読者の方を向いていて、書くのに一定のエネルギーがいる気がして、それがために自分のなかで書くハードルがあがってしまうよりは、気軽な「感想」としてサクッと書いてどんどん残していった方がいい、という判断、言い訳、自己暗示によるものです。
ですので今回レビューの機会をいただき、慣れないことで書き方に迷ったり字数調整に苦労したりしましたが、貴重な経験をさせていただきました。担当させていただいた2作はいずれも大好きであると共にSF入門者の方にぜひオススメしたい作品でもあり、その気持ちを拙いながらも表現できる場をいただけて嬉しかったです。
特集の他の記事も少しだけ読み始めたのですが、アンケート結果の圧強めのページから始まり(宇宙が感じられる)、テンションが上がります。橋本輝幸さんの特集解説のむすびにはぐっときましたし、大学SF研座談会や若手SF活動エッセイにはなんだか勇気づけられる。新しい力を分けてもらえる良い特集だと思います。私は週末にじっくり楽しもうと思ってます。皆様も是非!