笹NOTY2025およびその他の2025

 笹NOTY2025とは私が2025年に読んだ(≠2025年に発表された)長編小説のベストを決めるもので、この記事でノミネートをして、大晦日に受賞作を決める……というのが例年のしきたりですが、今年は一味違います。

 おそらく今年は人生始まって以来、かどうかはともかく、少なくともブログを書き始めて以来(それって人生の大半だよ)、もっとも小説を読んでいない年だと思われます。各種の生活や仕事により自分一人の余暇が圧迫され、その中でもエルデンリングナイトレインの取り分、空虚なショート動画の取り分などを切り分けると、読書の分が残らなかったのかもしれません。エルデンリングはギリ合法としてもショート動画は違法化した方がいい。厳密に言うと読書全体をしなかったわけではなく実用書や専門書の類いはそれなりに読んでいたので、活字に触れていないわけではないし、むしろ文章の記述や読解をする量は生成AI時代において増えたかもしれないまでありますが、しかし結果として、小説は全然でした。

 そんな年もある。

 来年はまたたくさん小説を読むかもしれないし、読まないかもしれないけれど、読まない年が何年あったってまた読み始めてもいい、それが小説。

 ということで、総数が少ないことからノミネートはありません。このまま発表となります。

笹NOTY2025:『記憶の対位法』高田大介

 読み応えの一冊だったし、苦しさの中に感じるものがあり、良い読書体験だった。

 今年は高田大介ラッシュの年でしたが、『霆ける塔』と『エディシオン・クリティーク』はまだ読めていません。さっき大掃除して本棚の一番良いところにスタンバイさせました。正月休みのうちに読めるといいな。

【感想】『記憶の対位法』高田大介
Amazon.co.jp: 記憶の対位法 : 高田 大介: 本 フランスはリモージュの新聞社で事件記者を務めるジャンゴは、祖父の遺品整理のため山間の寒村・モンマルドゥを訪れる。対独協力者の誹りを受け、晩年はこの村に隠れ住んでいた祖父が残して...

笹SSOTY2025:「ベルを鳴らして」坂崎かおる

※SSOTYとは短編小説部門ということですが、短編の定義は適当です。

 曲芸みたいな短編で、めちゃくちゃワクワクした。こういう物語を欲している。

【感想】『箱庭クロニクル』坂崎かおる
Amazon.co.jp: 箱庭クロニクル : 坂崎 かおる: 本 短篇集。めちゃくちゃ豪華な一冊。 全部面白いのだが、「ベルを鳴らして」が、その中でも明らかに一回り他の作品よりさらに面白かった。人一倍の向上心の持ち主で、高女を卒業後に邦文...

その他の2025

ゲーム

漫画

アニメ

舞台

楽曲

育てた植物

  • シソ
    • おいしい。たくさん収穫できる。
  • 空心菜
    • おいしい。たくさん収穫できる。
  • バジル
    • おいしい。たくさん収穫できる。
  • イチゴ
    • おいしいかはともかく、楽しい。
  • カーネーション
    • 種から育てたのが咲いたので嬉しかった。
  • スーパーベル
    • 無限に咲く。
  • サツマイモ
    • 一番楽しかった。焼き芋にした。
  • アサガオ
    • 無限に咲く。

遊びに行ってよかった場所

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