講談社文庫

01_読感

【感想】『流』東山彰良

Amazon.co.jp: 流 (講談社文庫) 電子書籍: 東山彰良: Kindleストア  舞台は1975年の台北、主人公は十七歳の青年。祖父は中国本土から内戦で敗れ台湾に渡ってきた、主人公から見ると不死身のような人だった。その祖父が何者...
01_読感

【感想】『山魔の如き嗤うもの』三津田信三

Amazon.co.jp: 山魔の如き嗤うもの 刀城言耶シリーズ (講談社文庫) 電子書籍: 三津田信三: Kindleストア  ホラー味はおどろおどろしくてとても良かったけど、最終的には今回ミステリが勝ちすぎてないかな、とちょっと思った。...
01_読感

【感想】『占星術殺人事件 改訂完全版』島田荘司

Amazon.co.jp: 占星術殺人事件 改訂完全版 (講談社文庫) 電子書籍: 島田荘司: Kindleストア  長いな! なんか読んどかないとダメなのかと思って読んだ。確かに読んどかないとダメだったんだけど多分なにかでこのトリックとい...
01_読感

【感想】『神様ゲーム』麻耶雄嵩

は?  鈴木君がミステリの構造にこう、あれする、というギミックは面白い。最後のは何。
01_読感

【感想】『十角館の殺人』 綾辻行人

取り忘れていた必修単位みたいな……。  必修単位すぎるのでなんか叙述トリックみたいなやつあるんでしょというインプットはあったけどそれ以上の記憶が曖昧すぎたのでちょうど良く楽しめた。なるほど~。
01_読感

【感想】『その可能性はすでに考えた』 井上真偽

Amazon.co.jp: その可能性はすでに考えた (講談社文庫) 電子書籍: 井上真偽: Kindleストア  論理プロレス。明らかに噛ませ犬でしょみたいなキャラ(因縁あり)が次々出てきて不均衡論理バトルを挑んでくる無茶苦茶ぶりが笑える...
01_読感

【感想】『スノーホワイト』 森川智喜

講談社Kindle本50%ポイント還元だったときのソルト佐藤さんのデッキから。信頼できるデッキだ!!(まだ一冊しか読んでないけど!!) 「なんでも知ることのできる鏡」を持つ反則の名探偵少女の特殊設定ミステリ。第一部の短編は特殊設定日常の謎の...
01_読感

【感想】『丸太町ルヴォワール』 円居挽

昔懐かしい香りがする……。変な名前のキャラが無駄な話をしているパートはなんか色んなもの(婉曲)を劣化させたみたいな感じ(婉曲)になっててちょっとつらかった。1章で挫折した読者の屍が見える見える……。しかし後半、双龍会とかいうトンデモバトルが...
01_読感

【感想】『首無の如き祟るもの』 三津田信三

首無の如き祟るもの (講談社文庫) | 三津田 信三 |本 | 通販 | Amazon   刀城言耶シリーズ3作目。といっても刀城言耶あんまり出ないんだけど、そのあんまり出なさが良い形で活用されててすごすぎた。  今回は初めから本文が連載小...
01_読感

【感想】『殺戮にいたる病』 我孫子武丸

は????????? (以下ネタバレ注意)  これもまた例によって、なんで買ったんだったか忘れた積み本読書で(最近ほんとそういうのばっかりなんだよな)、なのでどういう話だったか覚えていない状態で読んでいて、いやこれなんで買ったの? なんか多...
01_読感

【感想】『ハサミ男』 殊能将之

ネタバレ注意。  叙述トリック系の古典(?)ということだけ聞いていた状態で買って積んであったのを忘れた頃に読み出したので、叙述トリック系だということを忘れて途中まで読んでたので、良い感じに取り組めて良かった。ここまで読んじゃった未読の人は忘...
01_読感

【感想】『図書館の魔女 烏の伝言』高田大介

超弩級ファンタジー『図書館の魔女』続編。シリーズ特設サイトがあるので今すぐ訪問した上で、『図書館の魔女』1、2、3、4、『図書館の魔女 烏の伝言』上、下を購入して読め。急げ。  前作から、一体どのような続編なのだろうと思っていたけれど、読み...
01_読感

【感想】『図書館の魔女』 高田大介

図書館の魔女 第一巻 (講談社文庫) | 高田 大介 |本 | 通販 | Amazon  大人になってから読んだ中で圧倒的に一番面白いファンタジー小説。  そもそも自分は子供の頃はファンタジーが一番好きなジャンルでたくさん読んでいたけれども...
01_読感

【感想】『西南シルクロードは密林に消える』 高野秀行

成都からビルマ北部を通ってカルカッタに至るまで、かつて存在したとされる西南シルクロードを踏破するエクストリームノンフィクション。ゲリラの手を借りて密入国しジャングルを歩いたり象に乗ったりと奇想天外で、合間に挟まれる人間観察や文化・社会に対す...
01_読感

【感想】『凶鳥の如き忌むもの』 三津田信三

刀城言耶シリーズの第2作。前作の『厭魅の如き憑くもの』がすごく面白かったので、そこの期待値からすると本作は若干もう一息ほしかった感はあるものの、絶対値で言うと十分良かった。伝奇・怪異的要素が挿話も含めて凄まじく、密室からの消失トリックも良か...