同人誌

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【感想】『冬が嫌いな殺し屋の冬』 白樺あじと(シーラカンス・バカンス)

第二十七回文学フリマ東京にて入手。 冬に読むのに良い短編。最初目次を見たときに章タイトルで笑いました。いや笑うでしょ。で何故か一話二話みたいに切れている話かと思って最初読んだので、一話が終わった瞬間「え!?」となってしまいました。これで終わ...
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【感想】『百壁ネロ完全体 黎明編』 百壁ネロ

第二十六回文学フリマ東京にて入手。twitterで見かけてくっついていたサンプルで面白そうだと思ったので、という極めて軽い気持ちでブースを訪れたらなんか卒業式の会場みたいになってて、いただいた本もめちゃめちゃ分厚くて卒業文集かよと思って、家...
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【感想】『改変歴史SFアンソロジー パイロット版』 曽根卓・伴名練(カモガワSFシリーズKコレクション)

第二十六回文学フリマ東京にて入手。超おもしろかった。パイロット版だそうですが完成版はマストバイなのではないでしょうか。 『緑茶が阿片である世界』 曽根卓  タイトルで出落ち。緑茶が阿片であるという世界で、緑茶について解説した本の訳者あとがき...
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【感想】『春よりつめたく、小春よりあたたかな/セファイドの残光』 雨下雫/小島宇良(C1講義室)

第二十六回文学フリマ東京にて入手。BOOTH通販あり。  両A面仕様。バランスの良いコンビで素敵です。二本ともすごく楽しめました。 『春よりつめたく、小春よりあたたかな』は、ダメになりきれない感じの主人公が、不思議系女子といちゃつく話……な...
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【感想】『日本列島妖怪短編集 もののけの国』 青砥十(眠る犬小屋)

第二十六回文学フリマ東京にて入手。 ゆるふわ妖怪小説とのことで気になって手に取りました。うわぁゆるふわ妖怪小説だ。めっちゃ良かったです。 十六都道府県について、各所のご当地妖怪が絡んだ短編小説が入っているというもので、その大半が『後輩書紀シ...
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【感想】『bnkrR vol.14 名探偵』

第二十六回文学フリマ東京にて入手。 テーマは名探偵、ということですが、名探偵出てくる作品のほうが少なくないですかね。あと表紙の名探偵は絶対犯人だろ。9作の短編小説を収録。特に気に入った5作の感想を書かせていただきます。「超級探偵」松永肇一 ...
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【感想】『ハイヌーン』 木屋瀬梯子(段)

第二十七回文学フリマ東京にて入手(第二十一回文学フリマ東京の新刊)。 短編6編を収録。ジャンルは、なんだろう。謎。はしごワールドは、基本的に意味はよくわからないのだが、なんかよくわからないけれど叙情的な情景が瞬間的に現出するようなところがあ...
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【感想】『図書室には誰もいない』 白樺あじと(シーラカンス・バカンス)

第二十六回文学フリマ東京にて入手。 ビター寄りの良質なミステリ短編が3本収録。『古本屋に眠る』は古本屋に現れた旧友に関する話。トリックは順当ながら、主人公の鬱屈した心情などの表現が優れているのが良かったように思います。『マンガを詰める日』は...
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【感想】『魔星』 フォーマルハウト

第二十五回文学フリマ東京にて入手。 クトゥルフ短編集。クトゥルフ短編集だということを知らずにWeb上に公開されていた「黄ノ瞳話」のサンプルを読んで続きが気になったので購入。クトゥルフのことをよく分かっていないので、毎回こういうのを読むと、ど...
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【感想】『bnkrR vol.13 AI』

第二十五回文学フリマ東京にて入手。AIがテーマの短編集。「向こうでAIがテーマの合同誌ありましたよ」と教えてもらい、美少女AI百合がどうとかこうとか言っていた立場としては読まねば、と思ったので。「殺意の特異点」城島はむ 芸能プロダクション社...
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【感想】『ゆたにたゆたに半透明/地下鉄東西線爆破レモン』 雨下雫/小島宇良(C1講義室)

第二十五回文学フリマ東京にて入手。入手の経緯は既刊の記事の通り。 両A面仕様。これも表紙すごく良いですね。『ゆたにたゆたに半透明』は、ファンタジー……か? という感じの小説。前作と二作を読んで通ずるところは無用者の系譜(読んだことない)なん...
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【感想】『時をかける俺以外』 雲鳴遊乃実

第二十五回文学フリマ東京にて入手(第二十四回既刊)。 タイトル買い。見本誌のとこに置いてあってタイトルで噴いたのと冒頭の「お前らさ、タイムリープしてね?」でじわじわ来たので。ずるいだろこんなん。 それで中身が普通にしっかりした王道タイムリー...
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【感想】『ぼくと狐と我が愛娘』 郁菱万(万妖衆)

第二十五回文学フリマ東京にて入手。会場でも無料配布でしたがカクヨムでも読める模様。書籍版は字間が狭いのがどうにも気になってしまったので、そういうのが気になる人はカクヨムで読むのが良いんじゃないかという気が。文フリ会場にすごい種類が無料配布で...
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【感想】『偽付喪神夜行絵巻縁起/災禍』 雨下雫/小島宇良(C1講義室)

第二十五回文学フリマ東京にて入手(既刊・初版第二十三回文フリ東京)。 表紙の妖怪がいいなと思ったので手に取りました。文フリ当日中に、『偽付喪神夜行絵巻縁起』を読んですごく良かったので(ちゃんと店番をしろ)、そのあと新刊も買いました。C1講義...
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【感想】『月岡兄妹の推測』 白樺あじと(シーラカンス・バカンス)

第二十五回文学フリマ東京にて入手。 文庫版52ページの短編。ミステリ、日常の謎。見本誌を手に取ったら登場人物紹介が良かったので(?)。 タイトル通り、兄妹が推測するだけの話。場所もほぼ自宅で動かない。物騒な事件は起こらない。日常の謎なので。...