99_雑感

#文学フリマ東京 の気になる一覧

わたしが気になっているサークルを紹介します。いまWebカタログを高速で眺めた結果です。見逃しもあると思うからまだ増えるでしょう。っていうか見逃してると思うごめんなさい。全部回れるのかわからないけどとりあえず気になるのはタダだ。ア-19 よる...
02_進捗

5/29 #文学フリマ東京 出ます

出ます!!! スペースはカ-38です。Webカタログはこちら! 上記お品書きの通りですが、大変申し訳ございません、新刊はありません。代わりに、エルデンリングのせいで新刊できませんでしたSS本『その新刊は無い、おぉその新刊は無い、だからこそそ...
01_読感

【感想】『ブルー・エコー 総集編1』 葵あお

第三十三回文学フリマ東京にて入手。その前年に読んだ『月鯨の夜』が面白かったので。 ライトノベル調のSFというかファンタジーというかの連作短編。総集編ということで490ページの分厚さながら(なかなかの圧がある)、読みやすく、内容にも引き込まれ...
01_読感

【感想】『うつくしい繭』 櫻木みわ

これ系の経緯で読んだ。 アジアをフィーチャーした四本の短編で、それぞれ舞台が東ティモール、ラオス、南インド、南西諸島。東ティモール舞台の『苦い花と甘い花』が良かった。結末の重さやどうしようもない悲しさから、そこまで積み重ねられた描写や説明が...
01_読感

【感想】『バーナム博物館』 スティーヴン・ミルハウザー 柴田元幸 訳

バーナム博物館 (白水uブックス―海外小説の誘惑) | スティーヴン ミルハウザー, Millhauser,Steven, 元幸, 柴田 |本 | 通販 | Amazon 読んだことがなかったのですが、ミルハウザーすごい的な話は方々で聞くよ...
02_進捗

2022年4月の進捗

※この記事はfanboxからの移設です 嘘だろ?4月の進捗 申し訳ありません。 5月29日の文学フリマ東京ですが、出す予定だった新刊は間に合いません。楽しみにしていただいていた皆様(強気すぎる表現だけどfanboxだしな!)には申し訳ないで...
01_読感

【感想】『百年文通』 伴名練

Amazon.co.jp: 百年文通 電子書籍: 伴名 練, けーしん: Kindleストア 上手い……。 結末に関するネタバレを含む感想です。まだ読んでいないなら今すぐ読んでください。
01_読感

【感想】『雨の島』呉明益 及川茜 訳

自然とオブセッションの話だと思った。自然、特に動物の描写、それに対する人間の思いに迫力があり、読み応えがあって味わい深い。もう一つ共通点的に出てくる、クラウドストレージの中身を親しい人に開示してしまうウイルスの設定は、なんか位置づけが中途半...
04_映画

輪るピングドラム 劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [前編]君の列車は生存戦略

ネタバレのないように書きますが、情報を入れたくない人は読まないでください。
01_読感

【感想】『文体の舵をとれ ル=グウィンの小説教室』 アーシュラ・K・ル=グウィン 大久保ゆう訳

Amazon.co.jp: 文体の舵をとれ eBook : アーシュラ・K・ル=グウィン, 大久保ゆう: 本 そういえばこのブログには書いていなかったので書き残してリンクを貼っておこうと思った。 本書がよくある(よくある?)小説創作本と少し...
03_作品

『文体の舵をとれ』練習問題(10)

陸橋から電車を見下ろす。まだ肌寒い三月。一人の部屋に戻るのが嫌で、ここで酒を飲んでいる。「何、飲んでるんですか」 あたたかい声がした。振り向けば春がいた。 つやつやとした茶髪から覗く、まあるく大きな耳。柔らかくこちらを見上げる瞳。その薄い微...
02_進捗

2022年3月の進捗

四月は君の嘘。3月の進捗 エルデンリングがかなり進みました。 原稿は…… このような状況です。 しかし、前向きに物事を捉えていくことで、 このような未来を描くこともできます。 真面目に申し上げると前回ティザー告知をしてから一ヶ月経ち、内部的...
01_読感

【感想】The Year’s Best Science Fiction Vol. 2: The Saga Anthology of Science Fiction 2021(1/2)

いわゆるベストSF(英語)。これを読む読書会に参加しているのですが、英語の小説とかこういう機会でもないと読まないので勉強にもなるしとても楽しいです。しかしなかなか読むのは大変な上、この本かなり分厚いので(Kindle版で読んでいるので分厚さ...
03_作品

『文体の舵をとれ』練習問題(9-2)

①(人物) インターホンのベルが鳴る。画面の中に二人の女が立っている。 五年前に大学への近さだけで選ばれた築三十年、1K二〇平米、三階、バス・トイレ別、月7万円の部屋は彼女の入居前に一通りリフォームされて、内装には築年数を感じさせない清潔さ...
01_読感

【感想】『坂下あたると、しじょうの宇宙』 町屋良平

ある読書会で小説を書くAIに関する話をしていたときに、この作品がまさにその話題を扱っていますと教えていただき、読むしかないと思って読みました。小説を書くAIに関する話、という観点のみで言うと、切り取り方に少し物足りなさも感じたものの、創作に...