01_読感 【感想】『魔法少女育成計画』 遠藤浅蜊 わりと王道だった。絵がカワイイ。もう一押しなにか欲しかった気もする。唯一神ねむりんのドラマCDの声優が黒沢ともよさんという情報がもたらされたので動揺する。 2016.03.13 01_読感
01_読感 【感想】『あなたのための物語』 長谷敏司 非常にボリュームがあった。アクションとか急転直下とかどんでん返しとかそういうのがない重厚なSFをしっかり書ききっている。この小説自体が平板、フラット、というか、派手な展開がなさすぎて、実家に帰るシーンとかだいぶ死にたくなる。うまく感想を言え... 2016.03.06 01_読感
01_読感 【感想】『人形遣い』 賽目和七 吸血鬼百合に対する深刻な脆弱性をお持ちの貴方に。 若干、言葉の多さが空回りしているというか、冗長に感じる部分が気になった。作者の好みっぽい掛け合い(罵り合い)もちょっと自分の好みとはズレが。吸血鬼百合だから許す。 2016.02.13 01_読感
01_読感 【感想】『エスケヱプ・スピヰド』 九岡望 準終末バトルもの。安定感があって良い作品。収まって欲しいところに収まってくる。ということはつまり退屈になりかねない部分があるけど、そこは筆力で補えていて良いと思う。硬派ですねぇ。こういうのにちゃんと大賞をあげている電撃文庫……良心的では。 ... 2016.02.09 01_読感
01_読感 【感想】『東雲侑子は全ての小説をあいしつづける』 森橋ビンゴ クレイジーサイコ美少女作家が3巻かけて真人間ノーマル少女になってしまう悲劇を描いたライトノベルでしたね。これは人類の損失ですね。ところで冒頭部分、「やれやれまたドイツか」方式かと思ったのに、そこ(どこ?)はちゃんと回避する。そういうの良心と... 2016.01.31 01_読感
01_読感 【感想】『盤上の詰みと罰』 松本渚 将棋漫画。完結済み(全2巻)。 表紙の女子高生(女子高生ではない)、主人公の霧島都は元女流棋士。高校生にして女流六冠を達成した絶頂期に、謎の敗北を喫し気絶して以来、一ヶ月ごとに記憶がリセットされるようになる。女流を引退した彼女は、どうして... 2016.01.11 01_読感
01_読感 【感想】『バビロン 1 ―女― 』 野崎まど 僕の中で2014年ベスト作家(自分が読んだ年基準)である野崎まど先生の新刊なのでもちろん秒速で買って1.5ヶ月積んでたんですが、読みました。 攻めすぎだろ。 まず主人公がおっさんなんですよね。あとなんですかこのあらすじ。「東京地検特捜部... 2015.12.07 01_読感
01_読感 【感想】『東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる』 森橋ビンゴ 前作 面白かった。結構怖くないかとも思った。引き続き、恋人のことがわからないという話が延々描かれ、無口無表情何考えてるかわからないヒロインの心情が、しかし読者に対しては彼女の小説が挿入されるという方法で開示されるというポルノめいた(褒め言... 2015.11.03 01_読感
01_読感 【感想】『南極大陸に立つ―私の南極探検記』 白瀬矗 南極探検家、白瀬矗の自伝。なかなかに壮絶なことがさらりと書いてあったり、一方これは盛ってないかみたいなシーンもあり(講演会の熱狂ぶりの描写力はいりすぎでは)。大和雪原、調べると大陸ではなく棚氷の上だったとあり、ちょっと悲しいところ。 2015.10.30 01_読感
01_読感 【感想】『半分の月がのぼる空』 橋本紡 むかし電撃文庫の原作を読んだもののリメイク版。文章や構成も書き換えているらしいがそこは違いが分かるほど原作の方をはっきり覚えていなかったので、主な相違は伊勢の人たちは伊勢弁で喋ること。べつに伊勢弁で喋っても全く違和感はなかった。というかこの... 2015.10.25 01_読感
01_読感 【感想】『比類なきジーヴス』 P. G. Wodehouse 森村たまき訳 比類なきジーヴス (ウッドハウス・コレクション) | P.G. ウッドハウス, Wodehouse,Pelham Grenville, たまき, 森村 |本 | 通販 | Amazon 英国系コメディそのまんまというか、大衆娯楽小説のお手... 2015.10.17 01_読感
01_読感 【感想】『東京奇譚集』 村上春樹 Amazon.co.jp: 東京奇譚集(新潮文庫) 電子書籍: 村上春樹: Kindleストア 村上春樹的短編小説として非常にクオリティが高いのが「ハナレイ・ベイ」。なんといってもこの最後の一段落、一文、というか一単語。こんなのずるいだろ... 2015.10.02 01_読感
01_読感 【感想】『ソラリス』スタニスワフ・レム 沼野充義訳 ソラリス (ハヤカワ文庫SF) | スタニスワフ レム, 沼野 充義 | 英米の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon 面白すぎる。最初はSFをメタ的に使いつつミステリっぽいことをするのかと思いそこでワクワクし、と思ったらロ... 2015.09.26 01_読感
01_読感 【感想】『ふたりの距離の概算』 米澤穂信 Amazon.co.jp: ふたりの距離の概算 「古典部」シリーズ (角川文庫) 電子書籍: 米澤 穂信: Kindleストア いいタイトルだ。大日向氏つよすぎるでしょう。遠まわりする雛みたいなのを書いておいて次巻でこういうのを入れてしま... 2015.09.22 01_読感