01_読感 【感想】『ロング・エスケープ』白樺あじと 第三十四回文学フリマ東京にて入手。第六回文学フリマ京都の新刊。 身分を偽っての逃走中に偶然に殺人事件に出くわしてしまった二人が、自分たちの素性の露呈を防ぐために犯人を特定する、という状況でのミステリ。その事件自体もきっちりと本格なものであ... 2022.07.17 01_読感
01_読感 【感想】『流されないように』 白樺あじと 第三十三回文学フリマ東京にて入手。第二十九回文学フリマ東京にて頒布されていた『第一話』に書き下ろしの第二話を加えた作品。 上記第一話を読んだときの感想にも好きなやつと書いてあったんだけど、やっぱり好きなやつ。謎解きのレイヤに地域史の挿話が... 2021.11.27 01_読感
01_読感 【感想】『流されないように 第一話』 白樺あじと 第二十九回文学フリマ東京にて入手。 ミステリ短編。学校もの。高品質なコンパクトなミステリに、魅力的なヒロインと後ろ暗い主人公とくれば、僕の好きなやつです。とても好き。こういうの読むの好きだし、自分も書きたいなと思わされてしまう。『第一話』... 2019.11.26 01_読感
01_読感 【感想】『天笠画廊のこと』 白樺あじと 第二十八回文学フリマ東京にて入手。 短編三編を収録。『彼女の庭』は殺人の犯行直後から始まるミステリ。しかし殺人自体を云々するのではなく、その死体の隠滅に関わる意図についての変則的な内容。回想として入ってくる挿話に無駄がなくよくできていると思... 2019.05.11 01_読感
01_読感 【感想】『黒塚さんの犯罪蒐集』 白樺あじと 第8回Text-Revolutionsにて入手。1(無印)、2、3の3巻。 犯罪を蒐集するという偏執的な趣味を持つ黒塚さんと、その助手の"僕"の話。黒塚さんは犯罪に関して天才的な嗅覚で推理を展開するが、犯人の逮捕が目的なわけではなく、あくま... 2019.04.17 01_読感
01_読感 【感想】『飲み会が終わったら』 白樺あじと 第8回Text-Revolutionsにて入手。 日常の謎2編。『空飛ぶ灰皿 熊の理由』 の続きというか同じサークルの話。一体何のサークルなんだ……。やっぱりちゃんとミステリをやっていながらキャラクターに魅力があり、今回なんかは特に1編目と... 2019.04.12 01_読感
01_読感 【感想】『空飛ぶ灰皿 熊の理由』 白樺あじと 第8回Text-Revolutionsにて入手。 日常の謎2編。日常といいつつ事件そのものは割合シリアスなもの。ただ大学生たちが飲みながら推理するというところが日常っぽい感じになっている。白樺あじとさんの作品を何作か読んできましたがすべての... 2019.04.07 01_読感
01_読感 【感想】『冬が嫌いな殺し屋の冬』 白樺あじと(シーラカンス・バカンス) 第二十七回文学フリマ東京にて入手。 冬に読むのに良い短編。最初目次を見たときに章タイトルで笑いました。いや笑うでしょ。で何故か一話二話みたいに切れている話かと思って最初読んだので、一話が終わった瞬間「え!?」となってしまいました。これで終わ... 2018.12.08 01_読感
01_読感 【感想】『図書室には誰もいない』 白樺あじと(シーラカンス・バカンス) 第二十六回文学フリマ東京にて入手。 ビター寄りの良質なミステリ短編が3本収録。『古本屋に眠る』は古本屋に現れた旧友に関する話。トリックは順当ながら、主人公の鬱屈した心情などの表現が優れているのが良かったように思います。『マンガを詰める日』は... 2018.05.12 01_読感
01_読感 【感想】『月岡兄妹の推測』 白樺あじと(シーラカンス・バカンス) 第二十五回文学フリマ東京にて入手。 文庫版52ページの短編。ミステリ、日常の謎。見本誌を手に取ったら登場人物紹介が良かったので(?)。 タイトル通り、兄妹が推測するだけの話。場所もほぼ自宅で動かない。物騒な事件は起こらない。日常の謎なので。... 2017.11.25 01_読感
01_読感 【感想】『ローンガール・ハードボイルド』コートニー・サマーズ 高山真由美 訳 ローンガール・ハードボイルド (ハヤカワ・ミステリ文庫 サ 9-1) | コートニー・サマーズ, 高山真由美 |本 | 通販 | Amazon 白樺あじと『ロング・エスケープ』のあとがきにて言及されていたのに興味を持って読んだ。読んで良か... 2022.09.16 01_読感