観劇した日にfusetterに書いたやつをここに保存しておきます。
きのうエルフ同時視聴も見て、きゃら先や視聴者各位が同じところに反応してるの楽しかったのと、一番最後のご挨拶で目汁が出た。
自分は原作ファンでこういう舞台は初めてで正直どういうもんなのかわからないなという風に思いながら行ったんだけど、想像を超えてめちゃくちゃ楽しかった。
- 原作愛がすごい。基本の筋は原作のかなり細かい所まで準拠して作り込んでいて、アニメ版の良いところも取り込みつつ(口で言う擬音とかの演出面もだし、脚本にしても、アニメ版で変更されてる良子や小倉の登場まわりは原作準拠でやってる一方、PC破壊あたふた吉田家とかはアニメから持って来てるの好き)、それで舞台のアナログ演出も決まっていてすごい(にちあさパネルからもうテンポを持ってかれてしまう、これが舞台の共犯関係……)
- 全員がともかく楽しそうなのが一番良かった。
- 舞台最初見た瞬間からクソデカお父さんボックスの存在感がありすぎて面白かった。あの位置から優子の成長を見守っている……
- 舞台的ご都合を笑いに変えていくクライマックスの危機管理シーン、ごせんぞがストップウォッチ首にかけて出てきたの見てもう既に笑えたけど(あれでそれ以前のジャージに着替えるあたりが伏線として機能してくるのしてやられたよホントに)、めちゃくちゃ良かったしあそこで一気に客席との距離が近づくのが、なんかそういうベタなのホント好きなんだよなって
- シャミ桃かなりシャミ桃だった。かなり口数多めの作品だと思うんだけどシャミ子(青山ひかるさん)がテンポ感良くポンコツさと前向きさと優しさで頑張っているのがすごく表現されてた。桃(小山内花凜さん)は桃のクールさが板につきすぎてる演技ですごかった。でもそのクールさからのかつてない顔するとことか、差し入れ受け取った後の嬉しそうな顔とか、一瞬ある演技がとてもよかった。あとカーテンコール前に並ぶとき?にシャミ子の尻尾位置チェックしてた?のめちゃくちゃ良かった。え、そんな仕草があっていいんですか?
- リリス(山田せいあさん)はまずアニメ版の再現度が段違いだった。しゃべり方とかすごい。そしてそのご機嫌な感じがとても良い。ダンスがめちゃくちゃキレがあって輝いてる。杏里ちゃん(石田みなみさん)もこれまた楽しそうで良くて、楽しそう具合が貴様刺客か感も強めてるのが良い。「でもいつものシャミ子のほうが好きっす」に凄味がある!! 清子さん(水原ゆきさん)は大人の貫禄で、完全に保護者。役柄と演技の実力がバチッとハマっている感じがした。良子(杉井みぃさん)は一生懸命で姉を尊敬してるのが出てるかわいい演技で良かった。場面転換のフィラー的に結構喋るシーンがあったのが嬉しい。
- ほかサブキャラでは小倉の登場シーンが小倉の解像度高すぎて小倉!!!!ってなってしまった。好き過ぎる。犬のお姉さんの二度見の驚きがかなりガチなのもめちゃ笑った。あとメタ子すごい。メタ子がいた。犬は動かなくてスポットライトなのに(それ自体めちゃくちゃ面白いんだけど)、メタ子はめちゃくちゃ生きてた!
- 楽しかったです!!!ありがとうございました!!!