第三十三回文学フリマ東京にて入手。その前年に読んだ『月鯨の夜』が面白かったので。
ライトノベル調のSFというかファンタジーというかの連作短編。総集編ということで490ページの分厚さながら(なかなかの圧がある)、読みやすく、内容にも引き込まれてあっという間に読んでしまいました。なんというか、安心して読み進められる感覚があってとても良いです。キャラクターが魅力的で、またその魅力が引き出される話の構成になっている……。ディアがかわいいので幸せになって欲しい。デート回よすぎる。あと行天の当機呼びめちゃくちゃ好き。続きも楽しみです。