#文学フリマ京都 大和堂あ-14
— 大和愛 (@pororon_s) January 20, 2018
「怪し噺」著者/大和愛
江戸時代の怪談集から、著者の独断と偏見で選んだお話を現代語訳に。新刊は「怪し噺 弐」。なぜか頭を殴りあう寺や、狗神の話、恋しい許嫁を待ち続ける娘の執念ほか、ちょっと怖くて不思議で魅力的な短編をどうぞ。
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第二十七回文学フリマ東京にて入手(引用ツイートは書影がちょうどよかったので過去のものです)。
江戸時代の怪談(現代で言うホラーというよりは、怪異譚)を現代語訳したもの。読んだことのない話ばかりで楽しめました。弐の方が好きな話が多かったように思います。『頭を殴り合う寺』は頭を殴り合うのが意味不明で笑える。『真紅の撃帯』はホラーとは違う、怪異話の特徴が随所に現れていて、不思議な迫力があって好きです。あとこれは離魂記の影響受けてる話だなと思って、調べたのですが、剪灯新話の金鳳釵記というのが間にあるらしく、このあたりちゃんと勉強したらおもしろそうだなと思いました。