01_読感【感想】『うつくしい繭』 櫻木みわ これ系の経緯で読んだ。 アジアをフィーチャーした四本の短編で、それぞれ舞台が東ティモール、ラオス、南インド、南西諸島。東ティモール舞台の『苦い花と甘い花』が良かった。結末の重さやどうしようもない悲しさから、そこまで積み重ねられた描写や説明...2022.05.0101_読感
01_読感【感想】『タイタン』 野﨑まど お仕事小説。なにがお仕事小説だよ。 いつもの野﨑まどで、すごいやつとすごいやつを会わせてどうなるか、っていう、『know』でもやったし、部分的には『2』でも『正解するカド』でもやったことを変奏している。「働く」とは、みたいな単純な言葉の意...2020.05.0401_読感
01_読感【感想】『ザ・ギバー―記憶を伝える者』 ロイス・ローリー 小学生の頃よんで、ものすごく印象に残っていた作品。けれどもタイトルは忘れてしまって、おおまかなあらすじと、ラストシーンと、表紙の怖いおじいさんだけが記憶にこびりついていた。数年前、たまたまインターネットでタイトルを特定するにいたり、アマゾン...2013.06.2701_読感
01_読感夢のなかでも意識を保て 『みたい夢をみる方法―明晰夢の技術』 Charles Mcphee著・石垣達也訳『みたい夢をみる方法―明晰夢の技術』の感想です。 Stop Sleeping Through Your Dreams まずはじめに、本書のタイトルとその内容について触れる必要があると思います。『みた...2012.12.0101_読感