白水社

01_読感

『イン・ザ・ペニー・アーケード』 スティーヴン・ミルハウザー 柴田元幸 訳

 冒頭の中編「アウグスト・エッシェンブルク」、ものすごく良い。単純に情熱と蹉跌の繰り返しの話として読ませる力があるのと、ミルハウザーをつづけて読んだのでメタ読み的にも楽しい。時系列としては「幻影師アイゼンハイム」や「新自動人形劇場...
01_読感

『ナイフ投げ師』 スティーヴン・ミルハウザー 柴田元幸 訳

 ミルハウザーだ。型を持っている作家、作品は良いと思うので、すごく好きになった。巨匠的な人がすごい技をエスカレートさせていく話やりすぎでしょと思うんだけどそれでどこまで膨らむのか。  特に好きだったのは「ナイフ投げ師」、「夜...
01_読感

『紙の民』 Salvador Plascencia 藤井光訳

 物語に対する戦争モノ。妻に去られたフェデリコ・デ・ラ・フェは、「何かが自分の人生を眺めて愉しんでいる」という圧迫感に苛まれ、やがてそれが『土星』であることに気づく。彼は土星との戦争、全知の語りに対する戦争、悲しみの商品化に対する戦争を開...
01_読感

『ハッシャ・バイ/ビー・ヒア・ナウ[21世紀版]』 鴻上尚史

 大変申し訳ないのだけれど誰におすすめしてもらったのかを忘れました。確かツイッターで教えてもらったのですが。もともと「ビー・ヒア・ナウ」に出てくる年下のバスケ部の女の子と付き合い始めて部活をやっている間に受験生の自分は図書室で勉強して待っ...
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