01_読感 【感想】『天体観測』 永坂暖日 第8回Text-Revolutionsにて入手。 地上が汚染され人類は地下都市で暮らしている時代という設定の中で書かれた多彩な短編集。一作目の『あるいはそれよりも鮮やかな』がめちゃめちゃ好き。短編作品でこの世界観とキャラのディテールの書き込... 2019.03.27 01_読感
01_読感 【感想】『Farewall, My Last Sea』 佐々木海月 第8回Text-Revolutionsにて入手。 海に関連するSF的短編小説集。もともと別々の合同誌等に寄稿された作品を集めて構成しているとのことでしたが、単に集めましたという感じが一切なく、一冊の作品としてのまとまり・読了感の良さが素晴ら... 2019.03.24 01_読感
01_読感 【感想】『ジーク・ヨコハマ』 6人のヨコハマ戦士たち 第8回Text-Revolutionsにて入手。 横浜をテーマにしたアンソロジー。表紙にカオスと書いてあるが実際にかなりカオス。6編の作品(と座談会)を収録。というか座談会のボリュームが結構ある。最初めくったときに謎の三段組が後半にあるのが... 2019.03.23 01_読感
01_読感 【感想】『葉桜の頃 桜葉の味』 堺屋皆人 第8回Text-Revolutionsで入手。 和菓子をお題に書かれたミステリ調短編。安楽椅子探偵系日常の謎? ミステリ調と自称している通り、別に込み入ったトリックとか謎解きがあるわけではないのだけれど、ミステリの文脈を活かしつつ、丁寧な描... 2019.03.22 01_読感
01_読感 【感想】『アンチ文化侵略』 田畑農耕地 第8回Text-Revolutionsで入手。 ショートショート7編を収録。いずれもコンパクトにまとめてオチのある、ショートショートらしさというか、安心して読める感じがあり好感が持てました。好きだったのは『井の中の魔法の海』で、これだけ一段... 2019.03.22 01_読感
01_読感 【感想】『台車は虚空の死体を運ぶ』 雲鳴遊乃実 第8回Text-Revolutionsにて入手。 宇宙で死体を台車で運ぶ話、という引きが強すぎて表紙の情報が入ってこないので、読み終わった後に表紙を見たら宇宙に台車があって笑ってしまうという構造になっていた(?)。対置される決して死なない男... 2019.03.21 01_読感
01_読感 【感想】『にんぎょばなし』 戸田鳥 無料キャンペーンを拝見して。 人魚にまつわる5つの掌編。人魚の概念は作品間で個別、かと思いきやつながりを感じさせるような話もあったりして、全体としてのバランスと言うか雰囲気が魅力的でした。『人魚とダンス』がおはなしとしては一番好き。『竜宮... 2019.01.29 01_読感
01_読感 【感想】『宝石の翼 セリエルの空』 藤あさや 第二十七回文学フリマ東京にて入手。同じSF列であらすじで気になっていたのと、拙作の感想をいただいたことがあったので。上記はKindle版。 "臍玉"を持つ選ばれた少年だけが操ることのできるエーテル機関を搭載した戦闘機で戦うファンタジー架空... 2019.01.03 01_読感
01_読感 【感想】『『百年の孤独』を代わりに読む』 友田とん 第二十七回文学フリマ東京にて入手。タイトル買い。正確に言うと、タイトルで絶対面白いでしょと思ってパラパラめくったらどう考えても百年の孤独と関係なさそうな画像が挿絵として入ってたので面白いに違いないと思って購入。 その名の通り、ガルシア=マル... 2018.12.24 01_読感
01_読感 【感想】『息 -Psyche- vol.2』 アナクロナイズド・スイミング 第二十七回文学フリマ東京にて入手。架空の翻訳というテーマ設定が面白そうだったので。テーマに吸引力がある合同は強い。『中東の『話屋』から聞いた物語』梅宮 もういきなりめちゃめちゃ面白いですね。物語を研究した人の話が、最後に反転して物語に飲まれ... 2018.12.24 01_読感
01_読感 【感想】『祝祭』 セロトニン工場 第二十七回文学フリマ東京にて入手。ブースに行ったときにドストエフスキー『悪霊』がどうとかというのとアンナ・カヴァン『氷』がどうとかという文字列が見えて面白そうだったので。「祝祭」という共通テーマで書かれた短編ということですが、祝祭という単語... 2018.12.24 01_読感
01_読感 【感想】『怪し噺』『怪し噺 弐』 大和愛(大和堂) 第二十七回文学フリマ東京にて入手(引用ツイートは書影がちょうどよかったので過去のものです)。 江戸時代の怪談(現代で言うホラーというよりは、怪異譚)を現代語訳したもの。読んだことのない話ばかりで楽しめました。弐の方が好きな話が多かったように... 2018.12.16 01_読感
01_読感 【感想】『鈴ヶ森ノスタルジー/探検部の花子さん』 雨下雫/小島宇良(C1講義室) 第二十七回文学フリマ東京にて入手。文庫版両A面仕様。『鈴ヶ森ノスタルジー』は、雨下さんの作品を何作か読んでいるともはや定番となった京急要素、無用者要素、そしてこの(なんて表現が良いのかわからん)ヒロイン像の揃った楽しい非日常小説。オンの設定... 2018.12.16 01_読感
01_読感 【感想】『モンスター小説集』 アーカイブ騎士団 第二十七回文学フリマ東京にて入手。上記はKindle版。 ハチャメチャに面白いモンスター小説。四編収録されていますが二編は超短編、二編が中くらいの長さの短編。どれもレベルが高く、どれもレベルが高いです(語彙のレベルが低い人)。某氏からおす... 2018.12.08 01_読感
01_読感 【感想】『bnkrR vol.15 三人組』 第二十七回文学フリマ東京にて入手。8つの短編を収録。表紙の女の子が持ってるやつなんだろう? 今回のテーマは三人組ということで、難しそうなお題だけど、ズッコケ三人組のイメージというか三人が協力してなにか解決したりする話が多そうかな、と思ったが... 2018.12.08 01_読感