02_進捗

2022年3月の進捗

四月は君の嘘。3月の進捗 エルデンリングがかなり進みました。 原稿は…… このような状況です。 しかし、前向きに物事を捉えていくことで、 このような未来を描くこともできます。 真面目に申し上げると前回ティザー告知をしてから一ヶ月経ち、内部的...
01_読感

【感想】The Year’s Best Science Fiction Vol. 2: The Saga Anthology of Science Fiction 2021(1/2)

いわゆるベストSF(英語)。これを読む読書会に参加しているのですが、英語の小説とかこういう機会でもないと読まないので勉強にもなるしとても楽しいです。しかしなかなか読むのは大変な上、この本かなり分厚いので(Kindle版で読んでいるので分厚さ...
03_作品

『文体の舵をとれ』練習問題(9-2)

①(人物) インターホンのベルが鳴る。画面の中に二人の女が立っている。 五年前に大学への近さだけで選ばれた築三十年、1K二〇平米、三階、バス・トイレ別、月7万円の部屋は彼女の入居前に一通りリフォームされて、内装には築年数を感じさせない清潔さ...
01_読感

【感想】『坂下あたると、しじょうの宇宙』 町屋良平

ある読書会で小説を書くAIに関する話をしていたときに、この作品がまさにその話題を扱っていますと教えていただき、読むしかないと思って読みました。小説を書くAIに関する話、という観点のみで言うと、切り取り方に少し物足りなさも感じたものの、創作に...
01_読感

【感想】『プロジェクト・ヘイル・メアリー』アンディ・ウィアー 小野田和子 訳

プロジェクト・ヘイル・メアリー 上 | アンディ・ウィアー, 鷲尾直広, 小野田和子 |本 | 通販 | Amazon せーの、プロジェクト・ヘイル・メアリー、最高ー! ものすごく面白いとのことで読まないといけないと思ってたけど読めてなくて...
01_読感

フォロイーの百合文芸4全部読む 2/2

承前!
03_作品

『文体の舵をとれ』練習問題(9-1)

問一「なんか、喋んないですよね」「え?」「いつも黙っちゃうじゃないですか」「いや、そう?」「そうですよ! え、自覚ないんですか? いまも黙ってましたよね?」「いや、でも、喋るのも変じゃない?」「別に変じゃないですよ」「いや、何喋ればいいの」...
01_読感

フォロイーの百合文芸4全部読む 1/2

今年もやります。Twitterのフォロイー(フォロワーではない)の第四回百合文芸小説コンテスト応募作品を読み、簡単な感想を書きます。ただし、複数作投稿している方の作品は一つ選んで書きます。あるのかわからないけど、長編の場合は読み切れないかも...
02_進捗

2022年2月の進捗

※この記事はfanboxからの移設です 2月は逃げる。おいていかないで……2月の進捗 ティザー告知をした。 さすがにティザーすぎて、この画像がTLに一斉に並んだのが自分のツボに入ってツイートしてから勝手に笑ってた。本企画に向けて準備を進めて...
03_作品

解釈は発散する

03_作品

『文体の舵をとれ』練習問題(8)

【問一:明示的な視点の切り替え】 神谷内香織は、目を開けているのか閉じているのかわからなくなった。まばたきをして、かっと目を見開いてみる。すると少しの間は確かに目を開けていると思えるのだが、数歩進むうち曖昧になる。そんなとき、前に伸ばした手...
02_進捗

2022年1月の進捗

※この記事はfanboxからの移設です そろそろ仕事納めだろ。1月の進捗 小説家になろうの連載更新してないじゃん! はい。 はい! 運動部の中学生みたいに返事をよくしてもダメなものはダメなんだよ。一万字くらい書いて停滞してます。ごめん。 代...
03_作品

『文体の舵をとれ』練習問題(7-3)

【問四(潜入型の語り手)】 神谷内香織は湯に身体を沈め、息を大きく吐いた。急に始まったこの二人旅、いきなり知らない土地で宿無しになりかけ、なんとか見つけた宿は廃屋同然。どうなることかと緊張続きだったところから、存外と感じの良い露天風呂に浸か...
01_読感

【感想】『冬の夜ひとりの旅人が』 イタロ・カルヴィーノ 脇功 訳

冬の夜ひとりの旅人が (白水Uブックス) | イタロ・カルヴィーノ, 脇 功 |本 | 通販 | Amazon 小説は冒頭が9割。だから冒頭だけの小説を書けば勝てる。そういう理論によって書かれた小説。実際勝っている。実験としてすごく面白いし...
03_作品

『文体の舵をとれ』練習問題(7-2)

【問二(遠隔型の語り手)】 一灯の明かりだけが照らす小さな露天風呂に、二人の若い女がいた。 一人の女が湯に入るところだ。もう一人に遠慮するような間柄ではないらしく、肌を露わに湯船に足を踏み入れる。身を浸しながらその表情はもう緩んでいる。湯の...