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【感想】『パプリカ』 筒井康隆

Amazon.co.jp: パプリカ(新潮文庫) 電子書籍: 筒井 康隆: Kindleストア  あーそうそうこういう感じこういう感じ、という感じだった。意味がわからん。  アニメ映画の方を見てすごく面白かった記憶があるけれど、あれの原作を...
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【感想】『2』 野崎まど

これは、ファンサービスです。  そして愛です。  残念ながらそれ以上のことを書けそうにありません。ただひとつ読書感想的に必要な話なので先に注意を促しておくと発表順に作品を全部読んでこないとダメです。というか、そういうことを明示しないとまずい...
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【感想】『パーフェクトフレンド』 野崎まど

まあなんか雲行きが怪しいわけですよね。読み始めて。というか、普通、小学生を主人公にするのって難しいはずです。それもこういう作家だしね。そしてなんかすごいのが出てくる。名前が……もう明らかに怪しいでしょう。だから「それはありなのか?」みたいな...
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【感想】『小説家の作り方』 野崎まど

デビュー作からここまで4作、舞台も装置も人物も巧みに変わりつつ、やっていることはそう変わらないという、作風の一貫しすぎ感がひしひしと。でもここまでの超常系ヒロインたちと比べると紫ちゃんの超常系ヒロイン力は負けてたのでその分の割り引きが効いて...
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【感想】『死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~』 野崎まど

世にも奇妙な物語の終わり方って何パターンかあるけど、最後いきなり何かが出てきてジャンッみたいな効果音なって終わる奴。これはそのパターン。  そのジャンッに対して説明もなにもなく、鮮やかに置いていく。作風が出ている。
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【感想】『ペンギン・ハイウェイ』 森見登美彦

良いこじれ具合だな、少年。と声をかけてやって欲しい。お姉さん。  静かな作品だった。
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【感想】『舞面真面とお面の女』 野崎まど

know、アムリタ、を読んでから読んだので、たいしたことねーな、と思ってしまう。さすがにその気付いた理由はちょっとしょぼすぎるでしょう。あと、水面ちゃんはどうすんだよ所詮凡人は退場ってことか、と思ったけど、よくよく考えたらこれしばらく水面ち...
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【感想】『時をかける少女』 筒井康隆

綺麗な筒井康隆だった。しかも一冊が時をかける少女なのかと思っていたので(実際には表題作の他に2作入っている)、なおさら終わんのかよ感がすごかった。アニメになって話題になってた気がするんだけど、かなりアレンジしないと尺が足りなくないだろうか。...
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【感想】『[映]アムリタ』 野崎まど

だいたいデビュー作というものは、とんがっていたりぶっ飛んでいたり勢いがあったりして、一方で既存の作家の影響を受けているだのパクリだの劣化だのとの誹りを免れない(誤用)というイメージを持っているんだけれども、おおむねそのイメージ通りに、粗くて...
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【感想】『氷菓』 米澤穂信

角川祭で買った。132円である。安い。常時これくらいの値段ならいいのに。 アニメ化されて話題になっていたけれど見ていない。 アニメ化してそれが深夜にやっていたということから作り出されてしまう対象年齢イメージとは違い、この作品を読む限りこれは...
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【感想】『know』 野崎まど

Amazon.co.jp: know 電子書籍: 野崎まど: Kindleストア  ネタバレ含む。クリティカルではないつもりだけど。  聞いていた通りの巧い小説だった。物語の推進力が維持され、加速し、収束し、余韻を残して投げ飛ばす。  典型...
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【感想】『ザ・ギバー―記憶を伝える者』 ロイス・ローリー

ザ・ギバー―記憶を伝える者 (ユースセレクション) | ロイス・ローリー, Lois Lowry, 掛川 恭子 |本 | 通販 | Amazon 小学生の頃よんで、ものすごく印象に残っていた作品。けれどもタイトルは忘れてしまって、おおまかな...
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【感想】『ぼくのメジャースプーン』 辻村深月

『条件ゲーム』を提示できる能力をもつ主人公。全然そんな雰囲気じゃなかったのに、能力モノかよ、という。 その能力の使い方を延々考えるところとか、悪く無いと思うし、ある種儀礼的な行為ですらあるけれど、ちゃんと「ぼく」は我々読者を欺いてくれて、パ...
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【感想】『虐殺器官』 伊藤計劃

Amazon.co.jp: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) 電子書籍: 伊藤 計劃: Kindleストア 登場人物が思想を持っている小説は強い。これもそういう深さがある。 虐殺の文法というある意味SFらしくないSFギミックを搭載しているのが...
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夢のなかでも意識を保て 『みたい夢をみる方法―明晰夢の技術』

Charles Mcphee著・石垣達也訳『みたい夢をみる方法―明晰夢の技術』の感想です。 Stop Sleeping Through Your Dreams まずはじめに、本書のタイトルとその内容について触れる必要があると思います。『みた...