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【感想】『偽付喪神夜行絵巻縁起/災禍』 雨下雫/小島宇良(C1講義室)

第二十五回文学フリマ東京にて入手(既刊・初版第二十三回文フリ東京)。 表紙の妖怪がいいなと思ったので手に取りました。文フリ当日中に、『偽付喪神夜行絵巻縁起』を読んですごく良かったので(ちゃんと店番をしろ)、そのあと新刊も買いました。C1講義...
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【感想】『月岡兄妹の推測』 白樺あじと(シーラカンス・バカンス)

第二十五回文学フリマ東京にて入手。 文庫版52ページの短編。ミステリ、日常の謎。見本誌を手に取ったら登場人物紹介が良かったので(?)。 タイトル通り、兄妹が推測するだけの話。場所もほぼ自宅で動かない。物騒な事件は起こらない。日常の謎なので。...
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【感想】『ルー=ガルー1 忌避すべき狼』 京極夏彦

狼で百合らしいという話を聞いたので読んだんですが狼かどうかは微妙な気がしたけどまあ百合だから許した。百合か? ものすごく絶妙なバランス感を要求される話だったと思うのですがそこをなんかいい感じにまとめてるのはやはり手腕ということなのだろうと思...
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【感想】『総合タワーリシチ 完全版』 あらた伊里

完全にずっとなんかこう、タワーが出て来る近未来SF百合漫画なのかと思ってました。ちがった。みなさんが羽座岡悠概念に脆弱性を持っていることがよくわかりました。祈りましょう。
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【感想】『筺底のエルピス 5 -迷い子たちの一歩-』 オキシタケヒコ

早く続きを書いてくれ、どうなっても知らんぞ。 ネタバレなしに書けることなどないので、もしまだ読んでいない愚かな人類がいるとしたら早く読んでほしい。
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子供の頃読んで面白かった本11~20

前回1~10のリンク
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【感想】『煙か土か食い物』 舞城王太郎

は? 精神年齢が年老いてしまったので「は?」ってなって終わった。
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【感想】『厭魅の如き憑くもの』 三津田信三

Amazon.co.jp: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) : 三津田 信三: 本 ホラーミステリーホラー。サギリがいっぱい出てくるのでサギリ好きにはおすすめではないでしょうか(エロマンガ先生見てなし)。 本分はミステリであると見るか、...
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子供の頃読んで面白かった本1~10

いわゆる私的オールスターみたいな感じで、100冊選ぼうと思ったんですけど、100冊も行かなかったので、まあ順次増やしていくということで、とりあえず子供の頃読んだやつはもう増えないのだから、というまとめです。つまり最終的には笹100冊企画の最...
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【感想】『終物語 (下)』 西尾維新

Amazon.co.jp: 終物語 (下) (講談社BOX) 電子書籍: 西尾維新, VOFAN: Kindleストア ここで一区切りらしいから感想。 ハーレムご都合主義すぎるでしょって言いに来た人がハーレムに取り込まれるの、悪質すぎるでし...
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【感想】『筺底のエルピス 4 -廃棄未来-』 オキシタケヒコ

Amazon.co.jp: 筺底のエルピス4 -廃棄未来- (ガガガ文庫) 電子書籍: オキシタケヒコ, toi8: Kindleストア いやーー。読み終わった後、「は!???!??!??!??!???!????!??!???!?!?!」っ...
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【感想】『筺底のエルピス 3 -狩人のサーカス-』 オキシタケヒコ

この本の優れているところを2つ挙げさせていただきます。前巻での表紙詐欺展開を踏まえ、どう考えてももはやサービスシーン的な要素は盛り込んでいる場合ではないが、時間軸を捻じ曲げることでラノベノルマを冒頭でそつなくこなす同じく、時間軸を捻じ曲げる...
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【感想】『筺底のエルピス2 -夏の終わり-』 オキシタケヒコ

すき……。 一巻のとき、ラノベノルマみたいなんいらんのじゃないとか、その隠しといたギミック、もう使っちゃってこの先大丈夫なの、みたいなのあったんですけど、なんかその辺超えてきましたね。めっちゃ良い。と言うかなんかキャラ増やすんだけどちゃんと...
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【感想】『おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱』 オキシタケヒコ

これ良かったです。おもしろ。はやく読んだほうが良いですよ。 座敷牢少女に怪談を語ることをせがまれる話。怪談に関する怪談であり、メタ怪談であって、メタ怪談SFを経て、怪談ミームの話というところもまたメタになる。単巻完結の良質な小説ということで...
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【感想】『遠野奇談』 佐々木喜善 石井正己編

これは面白いなぁと思った。アカデミズムに整形されてしまった(?)遠野物語に対するカウンター(?)。「現に我々の間に、かくのごとく生き、そしてかくのごとく成長しつつある実に著しい社会の現象」としての物語は、柳田民俗学と現代の怪談や都市伝説とを...