01_読感

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子供の頃読んで面白かった本1~10

いわゆる私的オールスターみたいな感じで、100冊選ぼうと思ったんですけど、100冊も行かなかったので、まあ順次増やしていくということで、とりあえず子供の頃読んだやつはもう増えないのだから、というまとめです。つまり最終的には笹100冊企画の最...
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【感想】『終物語 (下)』 西尾維新

Amazon.co.jp: 終物語 (下) (講談社BOX) 電子書籍: 西尾維新, VOFAN: Kindleストア  ここで一区切りらしいから感想。  ハーレムご都合主義すぎるでしょって言いに来た人がハーレムに取り込まれるの、悪質すぎる...
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【感想】『筺底のエルピス 4 -廃棄未来-』 オキシタケヒコ

Amazon.co.jp: 筺底のエルピス4 -廃棄未来- (ガガガ文庫) 電子書籍: オキシタケヒコ, toi8: Kindleストア  いやーー。読み終わった後、「は!???!??!??!??!???!????!??!???!?!?!」...
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【感想】『筺底のエルピス 3 -狩人のサーカス-』 オキシタケヒコ

この本の優れているところを2つ挙げさせていただきます。 前巻での表紙詐欺展開を踏まえ、どう考えてももはやサービスシーン的な要素は盛り込んでいる場合ではないが、時間軸を捻じ曲げることでラノベノルマを冒頭でそつなくこなす 同じく、時間軸を捻じ曲...
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【感想】『筺底のエルピス2 -夏の終わり-』 オキシタケヒコ

すき……。  一巻のとき、ラノベノルマみたいなんいらんのじゃないとか、その隠しといたギミック、もう使っちゃってこの先大丈夫なの、みたいなのあったんですけど、なんかその辺超えてきましたね。めっちゃ良い。と言うかなんかキャラ増やすんだけどちゃん...
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【感想】『おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱』 オキシタケヒコ

これ良かったです。おもしろ。はやく読んだほうが良いですよ。  座敷牢少女に怪談を語ることをせがまれる話。怪談に関する怪談であり、メタ怪談であって、メタ怪談SFを経て、怪談ミームの話というところもまたメタになる。単巻完結の良質な小説ということ...
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【感想】『遠野奇談』 佐々木喜善 石井正己編

これは面白いなぁと思った。アカデミズムに整形されてしまった(?)遠野物語に対するカウンター(?)。「現に我々の間に、かくのごとく生き、そしてかくのごとく成長しつつある実に著しい社会の現象」としての物語は、柳田民俗学と現代の怪談や都市伝説とを...
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【感想】『紙の民』 Salvador Plascencia 藤井光訳

紙の民 | サルバドール プラセンシア, 藤井 光 |本 | 通販 | Amazon  物語に対する戦争モノ。妻に去られたフェデリコ・デ・ラ・フェは、「何かが自分の人生を眺めて愉しんでいる」という圧迫感に苛まれ、やがてそれが『土星』であるこ...
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【感想】『ハッシャ・バイ/ビー・ヒア・ナウ[21世紀版]』 鴻上尚史

大変申し訳ないのだけれど誰におすすめしてもらったのかを忘れました。確かツイッターで教えてもらったのですが。もともと「ビー・ヒア・ナウ」に出てくる年下のバスケ部の女の子と付き合い始めて部活をやっている間に受験生の自分は図書室で勉強して待ってい...
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【感想】『躯体上の翼』 結城充考

面白いです。おすすめ。ディストピア的終末世界における生体兵器人間のSF。解説やあらすじで「硬質」という表現が使われており、言いたいことはよくわかる。硬質さをもたらしている要素はたくさんあるとおもうけれど、一つには語彙の使い方が面白いというと...
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【感想】『筺底のエルピス -絶滅前線-』 オキシタケヒコ

漢字系(?)異能厨二SFバトルラノベ。結構面白かったので多分続刊も読みます。箱の話。作者はSF畑の人っぽいですが実際SF的設定や演出がなされており、『鬼』の退治方法もSF的絶望感があって良い。だいたいこの退治すべき鬼というのがプログラムのよ...
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【感想】『アルテミジアの嗜血礼賛』 扇智史

スーパー尺不足を感じた。これは吸血鬼とか吸血鬼百合とかロボ少女とかに脆弱性を持っていると楽しい可能性はあるが(脆弱性を持っている)、でもちょっと尺が足りないのでぶんなげ感があったのでもったいなく思った(脆弱性を持っている)。
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【感想】『望郷』 ねじれ双角錐群

ねじれ双角錐群『望郷』  第二十三回文学フリマ東京にて頒布された文芸誌です。私も参加しました。この記事はネタバレなし感想記事です。まあ半分くらい宣伝です。白状すると、当日海の向こうにいるプレイで文フリにいなかったりして、自分の以外の作品は終...
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【感想】『天使の囀り』 貴志祐介

タフなホラー小説でした。貴志祐介作品の女性主人公はタフすぎるのでは? あまりこれがホラー小説だよねということを意識せずに読んだ所、真ん中あたりで正体がはっきり明かされてしまったので、あれ、これで最後まで持つの、みたいなことを考えてしまいまし...
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【感想】『聖の青春』 大崎善生

ノンフィクションというかこのジャンルをあまり読まないのですが、映画もやるし読んでみました。非常に迫るものがありました。いま手元に盤駒がなく、棋譜を並べられません。なんとなくフィジカルに並べたくなってしまうパワーがあります。小説として見ても非...