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【感想】『百年の孤独』ガブリエル ガルシア=マルケス 鼓直訳

百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez) | ガルシア=マルケス,ガブリエル, Garc´ia M´arquez,Gabriel, 直, 鼓 |本 | 通販 | Amazon  やばすぎる小説。これが南米マジックリア...
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【感想】『TOKYO YEAR ZERO』デイヴィッド・ピース 酒井武志訳

TOKYO YEAR ZERO | デイヴィッド ピース, 酒井武志 |本 | 通販 | Amazon  やばすぎる小説。かなり長くて重いが、結構一気に読んでしまった。面白い。  意識の流れ系だと解説に書いてあったけどそういうジャンルでした...
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【感想】『改変歴史SFアンソロジー パイロット版』 曽根卓・伴名練(カモガワSFシリーズKコレクション)

第二十六回文学フリマ東京にて入手。超おもしろかった。パイロット版だそうですが完成版はマストバイなのではないでしょうか。 『緑茶が阿片である世界』 曽根卓  タイトルで出落ち。緑茶が阿片であるという世界で、緑茶について解説した本の訳者あとがき...
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【感想】『春よりつめたく、小春よりあたたかな/セファイドの残光』 雨下雫/小島宇良(C1講義室)

第二十六回文学フリマ東京にて入手。BOOTH通販あり。  両A面仕様。バランスの良いコンビで素敵です。二本ともすごく楽しめました。 『春よりつめたく、小春よりあたたかな』は、ダメになりきれない感じの主人公が、不思議系女子といちゃつく話……な...
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【感想】『日本列島妖怪短編集 もののけの国』 青砥十(眠る犬小屋)

第二十六回文学フリマ東京にて入手。 ゆるふわ妖怪小説とのことで気になって手に取りました。うわぁゆるふわ妖怪小説だ。めっちゃ良かったです。 十六都道府県について、各所のご当地妖怪が絡んだ短編小説が入っているというもので、その大半が『後輩書紀シ...
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【感想】『ねじまき少女』パオロ・バチガルピ 田中一江 金子浩 訳

ねじまき少女 上 (ハヤカワ文庫SF) | パオロ・バチガルピ, 鈴木康士, 田中一江, 金子浩 |本 | 通販 | Amazon  最高のSF小説。読んでいて用語集が欲しくなるくらい分厚い設定をあんまり説明してくれないのだが、読んでいて用...
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【感想】『bnkrR vol.14 名探偵』

第二十六回文学フリマ東京にて入手。 テーマは名探偵、ということですが、名探偵出てくる作品のほうが少なくないですかね。あと表紙の名探偵は絶対犯人だろ。9作の短編小説を収録。特に気に入った5作の感想を書かせていただきます。「超級探偵」松永肇一 ...
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【感想】『ハイヌーン』 木屋瀬梯子(段)

第二十七回文学フリマ東京にて入手(第二十一回文学フリマ東京の新刊)。 短編6編を収録。ジャンルは、なんだろう。謎。はしごワールドは、基本的に意味はよくわからないのだが、なんかよくわからないけれど叙情的な情景が瞬間的に現出するようなところがあ...
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【感想】『図書室には誰もいない』 白樺あじと(シーラカンス・バカンス)

第二十六回文学フリマ東京にて入手。 ビター寄りの良質なミステリ短編が3本収録。『古本屋に眠る』は古本屋に現れた旧友に関する話。トリックは順当ながら、主人公の鬱屈した心情などの表現が優れているのが良かったように思います。『マンガを詰める日』は...
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【感想】『日本現代怪異事典』 朝里樹

とてもおもしろい。怪異読み物的なやつというよりはガチの事典。めっちゃ分厚い。筆者と同世代なことも相まってか、小学生のころ流行った怖い話とか、中学生のころ見てた怖いコピペとか回ってきたチェーンメールとか、そういう懐かしいやつがだいたい網羅され...
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【感想】『BETRAYAL』 ナの字

BETRAYAL (pixiv)「あまり明るくない」艦隊これくしょん二次創作小説。 艦これのことはそんなに詳しくないんですが(は?)、この小説はすごいので2秒以内に読んだほうが良いです。長期連載が続いていましたが、この度完結とのことで、ラス...
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【感想】『りゅうおうのおしごと!5』 白鳥士郎

Amazon.co.jp: りゅうおうのおしごと!5 (GA文庫) 電子書籍: 白鳥 士郎, しらび: Kindleストア  5までで一旦一区切りついているということで。なんか4まで読んだ後5を読まずに置いてあったんですがアニメに追いつかれ...
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【感想】『星降り山荘の殺人』 倉知淳

なんかすごいらしいという話を聞き、事前情報を入れずに読むべしということだったので事前情報を入れずに読みましたが面白かったです。というか基本的には面白かったはずなんですが、あまりにもツボにハマり過ぎて中盤で自分の中での期待レベルが上がりすぎ、...
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【感想】『氷』アンナ・カヴァン 山田和子訳

氷 (ちくま文庫) | アンナ カヴァン, Kavan,Anna, 和子, 山田 |本 | 通販 | Amazon  なんか薬でもやってるんじゃないか作者と思ったら薬やってた。カヴァンちゃんで、どう?  かなりめちゃくちゃな話。この圧力と凍...
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【感想】『紙の動物園』 Ken Liu 古沢嘉通訳

いま話題のケン・リュウ。なんか拙作の感想で触れてくださる方がいたり(ありがたや)、別の場でいやでも読んでないんだけどって言ったら「読んでないんですか?」とまで言われたので、そこまでなら読むかと思って購入。  結論としてすごく良い短編集でした...