sasaboushi

01_読感

【感想】『ライフ・ゴーズ・オン』 燐果

Text-Revolutions Extraにて入手。SFというかファンタジーというかSFというかファンタジーという、まあこの二つって方向性によってはかなり一体化するけど、一体化系の、短編集。ポストアポカリプス要素もある気がする。「夜を塗り...
01_読感

【感想】『神様のいない場所』 雲鳴遊乃実

Text-Revolutions Extraにて入手。震災関係。センシティブな題材であることは間違いなく、ダメな人もいるだろうとは思うけれど、自分は特にダメとは思わなかったし、ある種、誠実に書かれていると思う。他のボランティアへの視線とか、...
05_ゲーム

Minoria

MomodoraシリーズのゲームスタジオBombserviceの作品で、Momodoraシリーズの「スピリチュアルサクセサー」らしい。自分はMomodoraシリーズはMomodora RUtMしかやってないけど、実際プレイ感は近い。メロトイ...
01_読感

【感想】『オニキス』 下永聖高

短編5編。どれもSFとして(最後のは違うか)アイデアが良くて、描写も鮮烈な感じがする。特に『オニキス』と『三千世界』は良かった。チートコードみたいな雑だけど丁寧な設定良いよね。ただオチが弱いというかもう一ひねり欲しかった感じがあった。
01_読感

【感想】『その日、朱音は空を飛んだ』 武田綾乃

その日、朱音は空を飛んだ (幻冬舎文庫) | 武田 綾乃 |本 | 通販 | Amazon  いやすごいっすよこれは。すごい作品だった。とりあえず黙って読んだ方が良いですよ。  途中まで、いやほとんど最後までこれはどういう話なのかよくわから...
01_読感

【感想】『プラ・バロック』 結城充考

前に、『躯体上の翼』を読んだときにめちゃめちゃ面白くてヤバいと思ったので、同じ作者の他の作品も読んでみるかと買って例によって長期間積んであった一作。悪くはなかったと思うけど残念ながら躯体上の翼ほどは楽しめなかった。躯体上の翼でハードルが上が...
01_読感

【感想】『インシテミル』 米澤穂信

タイトルを明示的に回収してくれ!!!!! ネタバレ注意。  なぜミステリにはミステリオタクが出てくるのかという話を突き詰めていったみたいな話で、まあこういう世の中になってくるとミステリオタクが出てこないとどうしようもないのかもしれないと思え...
03_作品

Text-Revolutions Extraありがとうございました

テキレボEXの会期が終了しました。先ほど受注申込通知メールも来ました。運営の仕事が早すぎる。神。 『紙魚はまだ死なない』、『ド百』それぞれ思ったより多くの方に注文をいただいており、大変ありがたいです。イベントの性質上、お手元に届くまで若干時...
01_読感

【感想】『ジム・スマイリーの跳び蛙: マーク・トウェイン傑作選』 Mark Twain 柴田元幸 訳

何かの資料として必要だったので買ってその部分読んで、結局資料としては必要なくなったので積んであったが、せっかくなので他の話も読んだ。  基本与太話方面なのに唐突にシリアスなやつが入ってくるのずるすぎるでしょ。 『ワシントン将軍の黒人従者――...
01_読感

【感想】『ハサミ男』 殊能将之

ネタバレ注意。  叙述トリック系の古典(?)ということだけ聞いていた状態で買って積んであったのを忘れた頃に読み出したので、叙述トリック系だということを忘れて途中まで読んでたので、良い感じに取り組めて良かった。ここまで読んじゃった未読の人は忘...
01_読感

【感想】『怪獣をつかう者』 森とーま

『ゾンビつかいの弟子』の続編。BOOTHにて購入(通販休止中)。作品自体は小説家になろう、note等で読める。  青春小説的な向きは変わらずで、神白と伊東のコンビを中心に、前作と違って神白側に焦点化して展開していくんだけど、前作のような社会...
03_作品

リフロー型電子書籍化不可能小説合同誌『紙魚はまだ死なない』、テキレボEXに参加します

記事タイトルが長すぎる。 【通販サイトはこちら!!】  というわけで5月18日から31日まで開催される、 全通販型即売会【Text-Revolutions Extra】(テキレボEX) に参加します。テキレボは文芸同人誌即売会ですが、今回の...
01_読感

【感想】『ゾンビつかいの弟子』 森とーま

BOOTHにて購入。いまは通販休止中のようです。前回の文フリ東京で配布されていたときに知ったもののそのときはもらい損ねたので購入させてもらいました。作品自体は小説家になろう等で読めるとのこと。  ゾンビの話なのかと思ってたんだけど、まあ確か...
01_読感

【感想】『タイタン』 野﨑まど

お仕事小説。なにがお仕事小説だよ。  いつもの野﨑まどで、すごいやつとすごいやつを会わせてどうなるか、っていう、『know』でもやったし、部分的には『2』でも『正解するカド』でもやったことを変奏している。「働く」とは、みたいな単純な言葉の意...
01_読感

【感想】『図書館の魔女 烏の伝言』高田大介

超弩級ファンタジー『図書館の魔女』続編。シリーズ特設サイトがあるので今すぐ訪問した上で、『図書館の魔女』1、2、3、4、『図書館の魔女 烏の伝言』上、下を購入して読め。急げ。  前作から、一体どのような続編なのだろうと思っていたけれど、読み...