【感想】『Babel I 少女は言葉の旅に出る』古宮九時

Amazon.co.jp: Babel I 少女は言葉の旅に出る (電撃の新文芸) 電子書籍: 古宮 九時, 森沢 晴行: Kindleストア

 異世界転移で言語モノの作品を教えてくださいと募ったら教えてもらった作品。実際その通りの作品で、しかも言語モノというところがちょっと捻った設定になっていて(異世界転移で言語モノといったら普通は言語が通じないところから入るイメージだったけど、そうではない、この作品では普通に主人公の言葉が通じている……)、その部分がかなり気になる。しかしこのジャンルというか形式というかを普段読まないので忘れていたのだけど、長い。長めの一巻だったけど全然その言語のトピックが掘り下げられないまままだまだ続くぜという感じで終わった。異世界ファンタジー部分ではそんなに自分には刺さってないけど言語モノパートの意味での先の気になりがすごいのでどうしようという状態になった。

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