サークルBamboo Storageの水平思考小説アンソロジー『ビストロ・ラテラル』に、作品を寄稿しました。来週2022年11月20日の文学フリマ東京35にて頒布されます!(後日通販も予定されているとのことです/本ページ末尾に情報追記)
文学フリマ東京35のイベント概要はこちら。入場無料。文学という狂気に冒された奇祭です。
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以下がWebカタログです。
「水平思考小説アンソロジー『ビストロ・ラテラル』」(Bamboo Storage / 文学フリマ東京35 E-39) - 文学フリマWebカタログ+エントリー
文学フリマ東京35(2022/11/20(日) 12:00〜)【Bamboo Storage】のアイテム「水平思考小説アンソロジー『ビストロ・ラテラル』」をチェックしてみよう!
以下、企画・主催のたけぞうさんのツイート。
かっこいいPVもあります(すごい)
本企画は、オリジナルの水平思考クイズを作問し、そのクイズをモチーフとした短編小説を書くというものです。水平思考クイズというのは、「ウミガメのスープ」が有名ですが、一見して不可解な状況や設定に対して質問をし、真相を推理していくという、あれです。水平思考クイズはある種の物語の発想に近い、というアイデアから構想されたそうなのですが、とても面白い企画だと思います。企画者のたけぞうさんが過去に発行したノックスの十戒を一つずつ破っていくアンソロジー『破戒』も非常に面白い企画でしたので、今回参加することができて嬉しいです。
私は、笹幡みなみ名義で「垂直落下する思考人形」という作品で参加しています。
- タイトルの通り、思考人形が垂直落下する話です。いったいなぜ思考人形は垂直落下したのでしょうか。
- 話の筋としてはミステリに属すると思います。そもそも、水平思考クイズの発想が物語的であるというのは、広義のミステリの要素そのもの(謎を解く)なのではないかなと解釈したからです。
- 一方で、題材にはSF要素があります。
- 作風としては自分が割とよく書いているスタイルな気がします。これは、並行して書いていた「私の自由な選択として」を今までの自分とは違うスタイルで書いたことと自分の中で対になっています。どっちも読んでね。
- 「水平思考クイズ」について自分なりに考えたアンサーを小説にしました。
自分なりに考えた結果として寄稿作に至っているからこそ、他の参加者の方の作品を読むのがとても楽しみです。水平思考クイズということで一本の線が引かれつつ、多彩さも出ているのではないかなぁと思いますし、それがどうコースメニューとしてまとまっているのかもものすごく興味があります。ぜひよろしくお願いします!
通販はこちらで予約受付中・文フリ後に発送予定とのことです!
水平思考小説アンソロジー『ビストロ・ラテラル』 - Bamboo Storage - BOOTH
ようこそ水平思考の饗宴へ── 当店自慢のスペシャリテは 『ウミガメのスープ』でございます。 12人のシェフが腕によりを掛けた謎を 心ゆくまでお楽しみください。 *** 12人の執筆者それぞれに、オリジナルの水平思考クイズを作問して頂...