2019年に読んだ小説で良かったやつ特集(2019年に発表された作品では全然ありません)。まだ半月あるからダークホース情報を募集しています。
『虚構推理』 城平京
妖怪とか好きだし、都市伝説とか好きだし、変則ミステリ好きだし、説得力さえあればいい理論好きだし、やたら強い(不死身)男と毒舌美少女のバディも好きだし、基本全部好きなのにむしろなぜ今まで読んでいなかったのかくらいの作品。1月からTVアニメも始まるぞ!(すごいアニメにしにくそうだが……)
『マルドゥック・スクランブル』 冲方丁
カジノでどんだけ引っ張るんだよ。そしてなんでカジノだけでこんなに面白いんだよ。ここまで作者がやりたいことをやって、それで読者が楽しくなったらそれはもう小説として最高だ。武器と人間の緊張感をネズミと美少女でやっていく。やっていけ。
『図書館の魔女』 高田大介
最高のファンタジー小説。最近ファンタジーを読んでない人は今すぐ読んだほうが良い。超弩級ファンタジーであり、言葉の話であり、図書館の話であり、ボーイミーツガールであり、ファンタジー小説って面白かったよねという気持ちを思い出すことができる! きり。