第二十八回文学フリマ東京にて入手。公式サイトはこちら https://woolf.ofuton.in/
ヴァージニア・ウルフ本。作家モノとしてものすごくバズっていたし文フリ当日もすごい部数でていたらしい。ヴァージニア・ウルフの短編集の感想をこないだ書いたけれど、別に自分はファンとかいうわけではなく、それどころかあんまり読んでない側で、それでもめちゃくちゃ気になって買いに行ってしまった。いろいろ理由はあると思うけど一番は企画者の小澤みゆきさんがツイッターでめちゃめちゃ楽しそうに制作過程を宣伝していたからだと思う。実際この本を読むとみんな楽しそうに語っているのが印象的。評論、翻訳者へのインタビュー(真面目系ではこれが一番面白かった)、短編小説などなんでもアリでお祭り感がある。みんなが感想を書くコーナーの執筆者では、今回の企画にあたって作品を読んだ(作品を読んで感想を書くように頼まれた)という人が普通に参加しており、そのあたりのハードルの低さもみんなで楽しくという空間作りに一役買っていたと思う。個人的にいきなりブレードランナー始まったのが笑った。ヴァージニア・ウルフもうちょっと読んでみようと思いました。