ペンギンの憂鬱 (新潮クレスト・ブックス) | アンドレイ・クルコフ, 沼野 恭子 |本 | 通販 | Amazon
現代におけるペンギン3大小説といえば、ペンギン・ハイウェイ、ペンギンを蒸す機械、そしてこのペンギンの憂鬱ですが、ペンギンの憂鬱だけ読んだことがなかったので読みました。
とてもよいペンギン文学です。売れない小説家の主人公はペンギンと暮らしている。新聞社に頼まれてまだ死んでいない人間の追悼記事を書く。先の見えなさ、不安、無力感、なるようにしかならない人生、暖炉の暖かさ、ペンギンの憂鬱。
おすすめです。