01_読感 【感想】『卍』 谷崎潤一郎 やっぱり谷崎の音に対するこだわりは恐ろしいほどだと思う。 全編が関西弁で回想の形式で語られる。つまり地の文が関西弁。もちろん登場人物も皆関西弁で喋るから、途中何ヶ所かだけ入る注釈以外は全て関西弁ということになる。 内容としては同性愛を扱って... 2010.06.08 01_読感