竹書房文庫

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【感想】『いずれすべては海の中に』サラ・ピンスカー 市田泉 訳

 表紙めちゃくちゃいいですよね。電子版がある本はだいたい電子で読んでるけどこれは紙の本で手にしてよかったなと思う。 冒頭作「一筋に伸びる二車線のハイウェイ」がすごくて一撃必殺を食らった。ハイテク義手がなぜか道路と繋がっている(?)という奇想...
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【感想】『ベストSF2022』大森望 編

「もふとん」酉島伝法布団に関する想像力とその設定を肉付けするどこかとぼけた描写が良かった。寝たくなる。身体感覚に訴えかけてくる良い作品。最後ちょっと急に終わった感じ。「或ルチュパカブラ」吉羽善再読作。最後ふわっと怖いというか神様というか、そ...
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【感想】『ベストSF2021』 大森望 編

 推薦作リストに皆月蒼葉『中労委令36.10.16三光インテック事件(判レビ1357.82)』が載っているというのでびっくりしてそのあとしばらく積んであったけど読みました。『中労委令36.10.16三光インテック事件(判レビ1357.82)...