文春文庫

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【感想】『空白の天気図』柳田邦男

昭和20年9月17日に西日本を襲った枕崎台風が、原爆により壊滅状態となった直後であった広島にいかに大きな被害をもたらしたかについて、広島気象台台員を中心に描いたノンフィクション。 先日、江波山気象館(旧広島地方気象台)を訪れた際に館内で紹介...
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【感想】『ミザリー』 Stephen King 矢野浩三郎訳

怖すぎる!!!! またなんで買ったのか覚えてない系の積読消化。映画は見てない。作家が狂ったファンに監禁される話なのは覚えてたけど、そんな怖いやつだと思ってなかったから、え、そこまでやる? え? マジ? となってしまった。ガチの怖いやつ。狂気...
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【感想】『インシテミル』 米澤穂信

タイトルを明示的に回収してくれ!!!!! ネタバレ注意。 なぜミステリにはミステリオタクが出てくるのかという話を突き詰めていったみたいな話で、まあこういう世の中になってくるとミステリオタクが出てこないとどうしようもないのかもしれないと思えた...
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【感想】『旅をする木』 星野道夫

かなり長い事ちょびちょび読んで、やっと最後までいきました。と言っても、短編のエッセイ集なので、別にバラバラに読んでも困るものではありません。というか、だからこそ読むのがゆっくりになってしまったのですが。星野さんは文章もうまいですね。優しいで...
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【感想】『森と氷河と鯨 ワタリガラスの伝説を求めて』 星野道夫

川野さんに薦めていただいた「旅をする木」は学校の図書室に入っていなかった(今度リクエストして買ってもらおうと思ってますが)ので、入っていたものを借りて読んでみました。星野道夫さんは、シベリアで就寝中にテントをヒグマに襲われ亡くなりました。そ...