01_読感【感想】『ベストSF2022』大森望 編 「もふとん」酉島伝法布団に関する想像力とその設定を肉付けするどこかとぼけた描写が良かった。寝たくなる。身体感覚に訴えかけてくる良い作品。最後ちょっと急に終わった感じ。「或ルチュパカブラ」吉羽善再読作。最後ふわっと怖いというか神様というか、そ...2023.01.2201_読感
01_読感【感想】『ベストSF2021』 大森望 編 推薦作リストに皆月蒼葉『中労委令36.10.16三光インテック事件(判レビ1357.82)』が載っているというのでびっくりしてそのあとしばらく積んであったけど読みました。『中労委令36.10.16三光インテック事件(判レビ1357.82)...2022.01.0501_読感
01_読感【感想】『誤解するカド ファーストコンタクトSF傑作選』 野﨑まど・大森望 編 ファーストコンタクトSF傑作選。言うほどファーストコンタクトじゃないのでは……。筒井康隆「関節話法」 いきなりファーストじゃないじゃん。でもすごい。ギャグをここまで広げていけるのさすがの手腕だな……。小川一水「コズミックロマンスカルテット...2021.10.1301_読感
01_読感【感想】『文字渦』 円城塔 文字に関するSF連作。真顔で滅茶苦茶なことを言ってくる実験作で面白い。表題作『文字渦』の、気づいたときにあってなる瞬間とか、『緑字』の宇宙の広がりとか(プリンターの下り笑った)、『誤字』の問題の箇所に差し掛かった瞬間の破壊力とか、よくでき...2019.12.3001_読感
01_読感【感想】『屍者の帝国』 伊藤計劃・円城塔 文庫化されたというのを遅ればせながら聞いたので読んだ。 愛を感じた。屍者フライデーの綴る愛と、円城塔による伊藤計劃への手向け。この、ネクロウエアから何かが生まれてきている感じは強烈なものがあって、まともに浴びるとちょっと頭がおかしくなって...2015.01.1001_読感