01_読感【感想】『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』井上彼方 編 土地アンソロジーいいな。単に京都というワードを超えて芯がある(編者あとがきではそれが〈記憶〉とか〈過去の蓄積〉といった言葉になるだろうと言語化されていて、しっくりくる)のがよかった。特に好きだった三作品の感想です。 千葉集「京都は存在しない...2023.09.1801_読感
01_読感【感想】『結晶するプリズム 翻訳クィアSFアンソロジー』井上彼方・紅坂紫 編 2023年のプライド月間(6月)に、クィアな翻訳SF短編小説をウェブで無料で公開するプロジェクト。クラウドファンディングで支援させていただいたので、電子版を一足先に読むことができた。 ちなみに、今月の文学フリマ東京で紙の書籍版が販売される...2023.05.0301_読感
01_読感【感想】『新月/朧木果樹園の軌跡』井上彼方・編(2/2) 前半はこちら。 後半の中で特に好きだったのは、枯木枕「私はあなたの光の馬」、坂崎かおる「リトル・アーカイブス」。 淡中圏「冬の朝、出かける前に急いでセーターを着る話」 楽しい作品。リアリティラインの揺らし方が絶妙。右手が助けに来た経路...2022.09.0201_読感
01_読感【感想】『新月/朧木果樹園の軌跡』井上彼方・編(1/2) Kaguya Booksクラファン成立・創刊おめでとうございます。表紙がかわいい。 作品数が多いのでまず前半のメモ。前半の中で特に好きだったのは、千葉集「擬狐偽故」、佐伯真洋「かいじゅうたちのゆくところ」、勝山海百合「その笛みだりに吹...2022.08.3001_読感