01_読感

【感想】『My Humanity』 長谷敏司

あまり落ち着いて読めない感じの作品。そういう意味での技術的成功がなされていると思うけれども同じ理由によりもう一回読みたいかといったときにうーんとなってしまうのは仕方がないと思う。SFを使って人間をばらしていくのだから正しいSFなのだなと思っ...
01_読感

【感想】『君の名は。Another Side:Earthbound』 加納新太

良い補完ノベライズ、といいつつ、瀧in三葉とテッシーの話はまあ、ノベライズだけれども(本編ではっきり言わなかったところが綺麗に補完される)、四葉と宮水父の話はもうこれ自体がすごくよく出来てるなー、と思った。宮水父の話めっちゃいいでしょ……。...
04_映画

君の名は。

これはすごい映画で、「ユキノせんせい大復活!」みたいな拾い方とか「新海誠が人間として成長した」みたいなメタ感想みたいなのを言って必死で回避行動を取らないと本編のエモさが直撃して一瞬で死に至るという劇薬ですね。 正直見る前はつまんねーだろうと...
01_読感

【感想】『りゅうおうのおしごと!』 白鳥士郎

Amazon.co.jp: りゅうおうのおしごと! (GA文庫) 電子書籍: 白鳥 士郎, しらび: Kindleストア  アニメ化まで2手スキと囁かれるので読んでおきました(もっと速いかも)。クオリティ高かったです。過去作品読んだことあり...
01_読感

【感想】『時砂の王』 小川一水

王道っぽいSF。海外モノのような硬派な語りでありながら、メインの舞台は邪馬台国、ヒロインが卑弥呼というジャパニメーションっぽい雰囲気が楽しめた。ただ読後感としては物足りないというか、収まるべきところに収まったというところで終わってしまってい...
01_読感

【感想】『バビロン 2 ―死―』 野崎まど

えげつねえ!  読む前に1巻を読みなおしたんですが、やっぱり一番好きなのが「曲世ーーーーーーーーーーーッ!!!!」のシーンなんですけど、本巻でも「曲世ぇッ!!!!」で声出てしまったし、後半明らかにそれ意識的に使ってるよねっていうか「名を叫ぶ...
01_読感

【感想】『すべてがFになる』 森博嗣

評価されているだけあってよくできているなあと思った。けど、大絶賛できる程でもないような気もするというのが正直なところ。「天才だから」で全部ぶった切るにしては勢いがないので、船乗れなくね?とかそういうところで引っ掛かりが出てしまう(天才力がも...
01_読感

【感想】『秋期限定栗きんとん事件』 米澤穂信

最高案件ですねー。常々感じていることですが、こういった小説がもっと書かれるべきなのではないでしょうか。今まで読んでなかったくせによく言うな。でも、1巻のタイトルが春期限定いちごタルト事件で、あらすじを読んだら小市民を目指す小鳩君と小佐内さん...
01_読感

【感想】『夏期限定トロピカルパフェ事件』 米澤穂信

これはわりと最高案件に近い感じがするので、次巻?完結編?が最高案件になることを祈るばかりであります。主人公が最後死んで欲しい(まだ言う)。今回は絶えず食べてるところとか、最後の方わたしたち痴話喧嘩もできないみたいなこと言ってそれも打算っぽい...
01_読感

【感想】『春期限定いちごタルト事件』 米澤穂信

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫) | 米澤 穂信 |本 | 通販 | Amazon  面白かった。まだプロローグというかキャラ紹介だけど。こういう業のある主人公はクライマックスで死にそうというか死んで欲しい(非常に偏った見方)。一...
01_読感

【感想】『だれがコマドリを殺したのか?』 Eden Phillpotts 武藤崇恵訳

だれがコマドリを殺したのか? (創元推理文庫) | イーデン・フィルポッツ, 武藤 崇恵 |本 | 通販 | Amazon  どういう経緯でこの本を紹介されたか今となっては記憶がないのだが、何かでおすすめされたか何かで積読にしておき、いまさ...
01_読感

【感想】『さよなら妖精』 米澤穂信

いいですねー。いいです。これは。  確かにこれを古典部で架空の国でやると微妙というかちょっとダメだろうと言う気がしますし、更にこれをミステリ的にというか日常の謎的に見れば全然まったくダメな爆死案件だとおもいますが、そういうフィールドでそもそ...
99_雑感

将棋ウォーズ1級になった

1級になりました!! 2級にあがったのが3月19日ですので3ヶ月と少しかかりました。ちなみに将棋を始めてからもうすぐ1年くらいですね。  昇級棋譜はこちら。途中かなり怪しいですが(5五の桂馬ただやん)、まあ雷落としが決まったのでよかった。 ...
01_読感

【感想】『新世界より』 貴志祐介

新世界より(上) (講談社文庫) | 貴志 祐介 |本 | 通販 | Amazon  面白かった。一気読みでした。設定をむやみにばらまいて世界観を醸成しているように見えて、実際は殆どがちゃんと伏線なんだよなー。不安を煽る感じとか、気持ち悪さ...
01_読感

【感想】『盤上の夜』 宮内悠介

Amazon.co.jp: 盤上の夜 (創元SF文庫) 電子書籍: 宮内 悠介: Kindleストア  ボードゲーム(囲碁、チェッカー、麻雀、チャトランガ、将棋)を題材にしたSF。麻雀だけ、ほんの基礎知識くらいはあったほうが読みやすい気がす...