sasaboushi

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【感想】『首振り荘の感染者』佐々木和泉

文学フリマ東京37にて入手。2作のミステリ短編を収録。 「首振り荘の感染者」は、猛威を振るうウイルス(詳細は語られない)から子供を守るという名目で用意された山荘を舞台として、ある種の密室である山荘に絶対に持ち込まれるはずのないウイルスの感染...
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【感想】『竜胆の乙女 わたしの中で永久に光る』fudaraku

Amazon.co.jp: 竜胆の乙女 わたしの中で永久に光る (メディアワークス文庫) 電子書籍: fudaraku: Kindleストア  急死した父の暮らした金沢へ帰った十七歳の少女は、父から「竜胆」の名を継ぎ、「おかととき」と呼ばれ...
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【感想】『彼女。 百合小説アンソロジー』

Amazon.co.jp: 彼女。: 百合小説アンソロジー 電子書籍: 相沢 沙呼, 青崎 有吾, 乾 くるみ, 織守 きょうや, 斜線堂 有紀, 武田 綾乃, 円居 挽: Kindleストア  百合小説として世に求められてるのってこういう...
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【感想】『幽玄F』佐藤究

Amazon.co.jp: 幽玄F : 佐藤 究: 本  主人公の易永透は、空へのオブセッションから戦闘機F-35のパイロットとなるが、超音速の世界で蛇の呪いに遭う。透の少年時代から、自衛隊時代、そしてその後。舞台も日本からタイ、バングラデ...
02_進捗

2024年2月の進捗

2月終わったのはさすがに嘘すぎる。 今月の進捗  今月はマジで進捗がなさすぎたからマイナス1だけど、今月はまんがタイムきららキャラットにまちカドまぞくが掲載されたからプラス100なのでトータルでプラス99です。 来月の目標  締切を守る翼竜...
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【感想】『・』石井僚一

Amazon.co.jp: ・ eBook : 石井僚一: Kindleストア  歌集。タイトルの検索性が悪すぎる。短歌についての短歌が多くあることがわかりやすくその一端だと思うけれど、内に向かっていく言葉が多い。過去に読んだことのある石井...
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【感想】『チベット幻想奇譚』星泉・三浦順子・海老原志穂 編訳

チベット幻想奇譚 | 星泉, 三浦順子, 海老原志穂, 星泉, 三浦順子, 海老原志穂 |本 | 通販 | Amazon  チベットの作家たちによる怪奇幻想短編のアンソロジー。「チベット人が小説という形式で自らを表現することを始めたのは一九...
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【感想】『流』東山彰良

Amazon.co.jp: 流 (講談社文庫) 電子書籍: 東山彰良: Kindleストア  舞台は1975年の台北、主人公は十七歳の青年。祖父は中国本土から内戦で敗れ台湾に渡ってきた、主人公から見ると不死身のような人だった。その祖父が何者...
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2024年1月の進捗

書かなきゃと思いつつとかじゃなくて、マジで書いてないことに気づいてなかったというか一月が終わったことに気づいてなかったので、今日までが一月です。助けてくれ。 今月の進捗  依頼をいただいて脚本の執筆をしました。ワクワクです。 来月の目標  ...
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【感想】『トランスヒューマンガンマ線バースト童話集』三方行成

Amazon.co.jp: トランスヒューマンガンマ線バースト童話集 (ハヤカワ文庫JA) 電子書籍: 三方 行成: Kindleストア  シンデレラや竹取物語や白雪姫などの童話にキャラクターや型を借り、トランスヒューマン時代に地球を襲うガ...
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【感想】『TOKYO REDUX 下山迷宮』デイヴィッド・ピース 黒原敏行 訳

TOKYO REDUX 下山迷宮 | デイヴィッド・ピース, 黒原 敏行 |本 | 通販 | Amazon  小平事件を題材にした『TOKYO YEAR ZERO』、帝銀事件を題材にした『占領都市 TOKYO YEAR ZERO II』に続...
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【感想】”Homesick for Another World” by Ottessa Moshfegh

Amazon | Homesick for Another World: Stories (English Edition) by Moshfegh, Ottessa | Literary | Kindleストア  読書会で読みました。モシ...
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【感想】『ホライズン・ゲート 事象の狩人』矢野アロウ

Amazon.co.jp: ホライズン・ゲート 事象の狩人 電子書籍: 矢野 アロウ: Kindleストア  脳梁離断により右脳に狩猟の神を宿すことで狩人を作る風習を持つヒルギス人の少女シンイーと、左右ではなく前後に分離した脳を持ち空間では...
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【感想】『三体』劉慈欣 大森望、光吉さくら、ワン・チャイ 訳 立原透耶 監修

三体 | 劉 慈欣, 立原 透耶, 大森 望, 光吉 さくら, ワン チャイ |本 | 通販 | Amazon  三年積んであった。正月しか読めないと思ったので読んだ。とても良かった。  文化大革命に物理学者の父親を奪われた科学者・葉文潔は...
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『まちカドまぞく』のどこが好きなのか

伊藤いづも『まちカドまぞく』が好きです。とても好きなので、どういう所が好きなのかをきちんと言語化してまとめておくべきではないかと思ったので、まとめておきます。本ブログは『まちカドまぞく』と伊藤いづも先生を応援しています。 宿題を果たす  こ...