01_読感

【感想】『国歌を作った男』宮内悠介

Amazon.co.jp: 国歌を作った男 電子書籍: 宮内悠介: Kindleストア 短篇集。設定や導入は良いなと思うけれど終わり方にあまりピンとこない作品が多かった(好みの問題のように思う)。「三つの月」は、小さなクリニックを持つ精神科...
01_読感

【感想】『パンダ・パシフィカ』高山羽根子

パンダ・パシフィカ | 高山 羽根子 |本 | 通販 | Amazon 特別親しくもないバイト先の同僚・村崎さんが海外で面接を受けに行く間、家にいる動物の世話をして欲しいと頼まれた女性・モトコが主人公。マンションの村崎さんの部屋に入ると、人...
01_読感

【感想】『コード・ブッダ 機械仏教史縁起』円城塔

コード・ブッダ 機械仏教史縁起 | 円城 塔 |本 | 通販 | Amazon 2021年、勘定系システムをその祖にもつコードがブッダを名乗り、後にそれはブッダ・チャットボットと呼ばれる。ブッダ・チャットボットはわずか数週間の後に寂滅し沈黙...
01_読感

【感想】”Authority” by Jeff VanderMeer

Amazon | Authority (Southern Reach, 2) | Vandermeer, Jeff, Jemisin, N. K. | Horror Annihilationを読んでから、この調子で読んでいってAbsolut...
02_進捗

2024年10月の進捗

ブログの秋。今月の進捗 合宿がしたい。 そう書かれたメールが届いた。メール。そう、敷島からの連絡手段はいまだにメールだ。discordとか、twitterとか、instagramとか、LINEとか、どれもやっていないのだという。メールだけの...
01_読感

【感想】『冬期限定ボンボンショコラ事件』米澤穂信

Amazon.co.jp: 冬期限定ボンボンショコラ事件 (創元推理文庫) : 米澤 穂信: 本 堤防道路でひき逃げに遭い、脚の骨を折って入院生活を送ることとなった小鳩。枕元にはどうやら彼が寝ている間に見舞いに来ているらしい小佐内さんから、...
02_進捗

2024年9月の進捗

セプテンバー今月の進捗 秋の文フリ東京の合同誌に向けた短編小説を書き、まだクオリティに難があるなと思いつつ、一旦ドラフト版として提出した! なお、秋の文フリ東京には出ません。出店料を支払わなければキャンセル?(児玉まりあ文学集成のあのコマ)...
01_読感

【感想】『小説』野﨑まど

小説現代 2024年10月号 | 講談社 |本 | 通販 | Amazon 小説現代で読んだ。単行本は11月発売予定。 小説を読むことが全てだった少年・内海は、小説を通じて初めてできた親友・外崎と二人、小学校の近くの謎の屋敷に住んでいるのが...
01_読感

【感想】『留年百合アンソロジー ダブリナーズ 卒業延期DLC』ストレンジ・フィクションズ

『留年百合アンソロジー ダブリナーズ』のDLC。DLCってなんだよ。本誌の締切に間に合わなかった原稿の敗者復活戦と、追加でもう一本書こうという意欲者の作品が収録されています。同人誌におけるDLCという概念、画期的な発明だな……。入ヶ岳愁「ス...
01_読感

【感想】『喪われた感情のしずく』稲田一声

Amazon.co.jp: 喪われた感情のしずく-Sogen SF Short Story Prize Edition- 創元SF短編賞受賞作 電子書籍: 稲田 一声: Kindleストア※紙魚の手帖Vol.18に掲載。上記は単話のKind...
04_映画

【感想】『きみの色』

↑制作発表かなんか情報出たときの 制作発表かなんか情報出たときに上記のツイートをした覚えはあるけどその後の情報を見てなかったし、予告編とかも見てないのでどんな映画なのかは知らず、なんかみんなが水金地火木土天アーメンって言ってる、あとミスチル...
03_作品

Twitterスペース小説「今日の声は聞いてないから」を公開しました

Twitterスペース小説「今日の声は聞いてないから」を公開しました。去年の文学フリマ大阪11で頒布されたストレンジ・フィクションズ『声百合アンソロジー まだ火のつかぬ言葉のように』に寄稿した作品です(アンソロジーは完売済み!) 書いてから...
01_読感

【感想】『ドンキー・アーカイヴ 第2回配本』

文学フリマ東京38にて入手。正式な書名がわからなかったけどWebカタログの表記を採用した。第1回配本も面白かったですが今回さらに良かったと思いました。 稲田一声「三秒」は、小説の全体が三秒間であるという作品。何でそれが実現できるのかというと...
01_読感

【感想】『きずあと/パンダの中には』小島宇良/雨下雫(C1講義室)

文学フリマ東京38にて入手。 小島宇良「きずあと」は、中学のときに兄を事故で亡くし、そのときに自身の膝についたきずあとをスカートの丈を伸ばして隠している主人公が、留年して一つ年上の同級生・朝美に、きずあとを見せて欲しいと頼まれることからはじ...
01_読感

【感想】『知らない本の見つけ方—雑談・検索・選書』「作家の手帖」編集部

文学フリマ東京38にて入手。「雑談」「検索」「選書」をキーワードとする三本の記事を収録。なかでも「検索」にあたる「「自分ひとりの部屋」からはじめる文献調査」(小澤みゆき)がとても面白かった。ヴァージニア・ウルフを日本で最初に翻訳したとされる...