Amazon.co.jp: 国歌を作った男 電子書籍: 宮内悠介: Kindleストア
短篇集。設定や導入は良いなと思うけれど終わり方にあまりピンとこない作品が多かった(好みの問題のように思う)。「三つの月」は、小さなクリニックを持つ精神科医が、凄腕の整体師の施術を受けるようになり、医師としての実存を揺るがされる話。超越的な能力のはなしが好きなのでかなり好きな題材・導入で、後半で急に変なテクノロジーが出てきたあたりのツイストも結構好きだったのだが(無理があるだろと思えて面白い)、最後はそこで終わってしまうのかという物足りなさを感じた。