【あたらしいSFとファンタジーの雑誌 #rikka_zine クラウドファンディングページ プレオープン】
— Rikka Zine (@rikka_zine) August 31, 2022
日本、ブラジル、インド、中国、韓国のSF短編を収録した自主制作誌です。
-本企画を立ち上げた理由
-主宰の橋本がSFに魅せられたわけ+翻訳SFの課題について
書きました!👇️https://t.co/mz05zNtHhU
私の作品も掲載していただく、あたらしいSFとファンタジーの雑誌『Rikka Zine』がクラウドファンディングを実施します!
まずは上記リンク先のページをみていただき、どういう本なのか、そして主宰の橋本さんの熱いメッセージを是非読んでいただきたいです。ワクワクすると思います。ワクワクポイントをほんのさわりだけ引用します。
世界各国の新鋭作家(総勢18名)のSF短編小説等を一度に堪能できる一冊です。日本のほかブラジル、インド、中国、韓国のSF作家が参加しています!
世界各国の新鋭作家(総勢18名)のSF短編小説を一度に堪能できる一冊『Rikka Zine』創刊号 〜紙版の通販は今だけ〜
収録作の7割超は本誌のために書き下ろされました。残りはテーマに合う既発表作ですが、海外作品はすべて訳し下ろし。日本語で読めるのは本誌が初です。
海外作家7人のうち、6人が日本初紹介で、25~35歳の新鋭です。また海外SFの日本語訳だけではなく、英語版を刊行し、日本SFの英訳を独自に行います。
世界各国の新鋭作家(総勢18名)のSF短編小説を一度に堪能できる一冊『Rikka Zine』創刊号 〜紙版の通販は今だけ〜
やはり日本の読者に、世界の情報だけでなく最新の実作も届けたい。
そして日本のSFも世界に届けたい。
また、作家、編集者、翻訳家、校正者、イラストレーターやデザイナー等、SF文芸を維持するすべての仕事のノウハウを維持・継承したい。
そんな思いを胸に、誰かが立ち上がってくるのを待たず、私は自ら舵を取ることにしました。
この日本で、日本語で読者がSF文芸にアクセスできる機会を守るためには、たくさんの人が継続的にSFの仕事に携わり、ある程度フェアな報酬を得られるようにする必要があります。
誰もやらないならば自分で実験するのみ。
そんな思いで始まったプロジェクトなのです。
世界各国の新鋭作家(総勢18名)のSF短編小説を一度に堪能できる一冊『Rikka Zine』創刊号 〜紙版の通販は今だけ〜
熱い。
自身の原稿を採用いただいた後に他の作品の校正などのお手伝いもさせていただいているのですが、shippingをテーマに集まった作品は面白いものばかりで、多くの人に届いて欲しいという気持ちが私も日に日に増しています。作品はそれぞれ多彩でありながら、いま現在の世界に対するわたしたちの世代の感じ方の一端を示しているようにも思います。そんなことをふわふわ考えていたところで、上記ページでの橋本さんの「ポスト・ケン・リュウ世代」に関する考察はすっと胸に落ちてきました。
今回のクラウドファンディングはAll-or-Nothing(目標を達成した場合のみ成立し決済が行われる)ですが、目標の達成成否と本書の出版は連動せず、あくまでクオリティアップ、翻訳作品を増やす(追加翻訳作品はWeb掲載予定とのこと)、流通経路を増やす等のためとなっています。また同時に、紙書籍の直接通販は実施しない予定とのことなので、紙書籍を通販で入手できる機会ともなっています。紙の本をぜひ入手したいという方はご支援をいただけると嬉しいです!(イベントでは9/25文学フリマ大阪が初売りだそうです!)
支援プランには、通販的に利用いただける紙の書籍や電子書籍のリターンに加えて、シンプルに応援(寄付)も出来る他、追加の支援で「ここだけ制作日記」「刊行記念イベント動画視聴権」「白熱!改稿の記録」「海外作品じっくり解説PDF」「発起人(橋本輝幸)から文章にアドバイスがもらえる権利」などのリターンもあります。
最後の橋本さんからアドバイスをもらえる権利ですが、これすごい特典ですよね……。今回私の短編も公募の投稿時バージョンにアドバイスをいただいて改稿しているのですが、そのときのアドバイスは全て的確すぎ、私は秘孔を全部いっぺんに突かれた人状態で改稿に励みました。厳しい指摘なのですが、それが作品の良さに繋がる重要なポイントだということも納得感が持てる伝え方をしていただきました。表現したいことが渋滞している箇所を指摘いただいてぱっと自分の視野が広がる経験ができたり、「ここちょっと微妙かもだけどまあ……えいっ」と書いてしまった甘えた箇所にもれなく指摘をいただいていたり。そんな的確なアドバイスをいただいた上に掲載までしていただけていいのだろうかという謎の恐縮する気持ちが正直未だにあります。ですがそのおかげで作品はギュッと引き締まって投稿時点より明らかに良いものにできたと思っており、それが今回日本&世界のSFと共にRikka Zineに掲載いただけるのは本当に嬉しいことです。ちなみにこの話を他の公募採用者の方としたら強く同意を得られたのでこれは私だけの話ではなく、橋本さんの手腕です。秘孔を全部突かれたい方は「発起人(橋本輝幸)から文章にアドバイスがもらえる権利」要チェックです。ちなみに、そういう過程を経たことから、「白熱!改稿の記録」という特典もかなり魔物感があります。そういう裏側というかネタバレは見たくないという人もいると思いますので好み次第ではありますが、自分が突かれるのは怖いけど他の人が秘孔を全部突かれてるところを見てみたいという方は要チェックです。
今後個々の収録作品の感想なども発信していけたらなと思っています。クラウドファンディング期間は明日9月1日(木) 12:00~9月20日(火) 23:59です。ぜひよろしくお願いします!
(9/2 0:00追記)
なんとクラウドファンディング開始後1時間半足らずで目標達成しています! すごい! 引き続き支援・通販出来ますので是非ご確認下さい!