ネタバレ注意。絶対に何も前情報を入れずに遊んだ方がいいゲームです。読むな。
ちゃんとプレイしました? 絶対ネタバレ読まない方が良いです。
これは良いゲームだ!!!
別にゲームに限らずエンタメ創作物は全部そうだと思うけどプレイヤーの心理をしっかり考えて調整されているときに嬉しくなってしまう……。
第一部(便宜上こう呼ぶが)が普通にローグライクカードゲームとして完成度がめっちゃ高くて楽しいのがまず良いんですよね。ちょうど良い難易度になってて、戦略と引きが両方ハマらないと最後まではいけないようになってる(自分はレシー倒したのは一回目はトーテムでリスを不死にした上でプレイヤー死カードめっちゃ強化した時だったし、二回目はトーテムでリスにアリ印つけてアリ4枚で押し込んだ時だった)。死のカードのギミックとかもローグライクらしくて良い。目玉のやつとかで救済要素あるのも良い。雰囲気も一番好き。そして後半の流れから考えてレシーじいさんが一番良いやつなんだよ! ボコボコにされながらもこのパートが一番楽しいという……。
第二部でゲームが退化っていうか2Dになったときは笑ってしまった。逆の演出は結構見るけどそっち方向いくのかよという。まあニューゲームだからそうなのか。ルールが同じようでいて結構違うカードゲームを1からやらされるっていう体験も面白い。オコジョとかスライム人間の元ネタもわかってきて、でもこれこのゲームどこへ行くんだよとなっていると、第三部でまた新しい展開になってくる。これあと二人の分もやらされるのかよとか思うと(さすがにそれはなかったが)ダルすぎるし正直かなり飽きかけるんだけど、ギリギリのところで、カードゲームのルールがまた変わっていくところとか、これでもかとメタ要素が盛り込まれ(しかもズルいのがこっちへのメタ要素とルークへのメタ要素がうまいこと混淆してるんだよね)、あとビデオパートも緊迫感増してくるのが良い。共闘展開は熱い。最後のはネクロマンサーおばさんとモリゾーのパートは正直よくわからんかったけど(でもモリゾーのデュエルディスクはクソ笑った)、レシーのパートが良すぎた。そうなんだよね。ロボ野郎とゲームしてても楽しくないんだよ! レシーじいさんとゲームしてたときが一番楽しかった! それをあのときのデッキでもっかいやらせてくれて続けさせてくれるっていう……ここが一番良かった。泣く。
なんか隠し要素や暗号っぽいのがいくつか出てきたし、気づいてないのも山ほどありそうで、それを解読・考察してくれっていう面もあると思うんですが、そっちに自分で取り組む元気まではちょっと湧かないので今から考察記事を読みに行きます(追記:いや読んだけど想像以上の難易度で笑った)。良いゲームだった。